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競馬が好きだ!

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このブログ、たまに競馬に全く関係のないことを書きます。今回はそのパターンです。

声優の若山弦蔵さんが亡くなられたそうです。お悔やみ申し上げます。若山さんと言えば落ち着いた低音が魅力で、ショーン・コネリーの吹き替えなどで有名ですが、私にとっては夕方に放送していたラジオ番組が記憶に残っています。小学校の頃は今よりもっとラジオを聴く習慣があったので、毎日のように聴いていました。生活の一部でしたね。若山さんの声(吹き替えでなくフリートークの声)を聴くと、小学校の頃や、夕焼け空を思い出します。言ってみれば"夕方の声"といったところでしょうか。

以前、若山さんが別のラジオ番組にゲスト出演された時におっしゃっていたことを聴いて、私は驚きました。若山さんはラジオのフリートーク部分も全て原稿にして、それを読んでいないかのように話されていたそうです。とてもそんな風には聴こえなかった。

文字通りフリートークは原稿なしで思いつきのままに喋るというもので、私なんかはあまり書かないようにしています。というのも、書いたものを読むと、読んでいる時の声色に変わってしまい、気ままに喋っている時よりもトーンが落ちるのです。なぜなら、原稿に目を落とすからです。目線ひとつで声は変わってしまいます。ですから、なるべく生き生きとした喋りを心掛ける時は、原稿化せずに頭で喋りたいことを思い浮かべながら喋っています。

しかし、それは一方でデメリットもあります。そらで喋っていると肝心な内容を忘れていたり、話す順番が逆になっていたりすることがあるのです。若山さんも最初は原稿なしで話されていたそうですが、同じような理由でやり方を変えたというのです。

この話を聴いて、私もフリートーク部分も全て原稿化して一回やってみました。すごくやりやすかったです。変に言葉に詰まることもないし、言いたいことももれなく言える。でも、改めて自分の喋りを聴き返してみると、やはり微妙に声色が変わっていました。原稿化することは安全で確実ではあるけれど、音声表現としては非常に難しいことなんですね。声の表現を純粋に追求してきた一流の方だからこそできる技なのです。

だからといって私はあきらめません。というか、むしろいかに原稿を生き生きと伝えるかということにますます興味が持てました。いつか言われてみたい、"あの番組、全部原稿用意してたの!?そうは聴こえなかった!"って。道のりは長いからこそやりがいがあります。

話は変わり、先週日曜はダービーデーの東京競馬場、美味しい弁当が出ました。弁当に必要なおかずが全て詰まってて、正方形で小ざっぱりとしたフォルムもいいです。美味しいものって見た目から美味しそうですよね。けっこう不思議です。どこかで売ってたらまた買いたいなと思い、販売元を見たら「給食センター」って書いてありました。ちょっとビックリ。仕出しが専門の会社のようです。配達はしてくれるようですが、あまり遠方には届けてくれないだろうな...。

さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。3日(木)に浦和競馬場で行われる交流重賞・さきたま杯の展望などをお送りします。お楽しみに!





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