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競馬が好きだ!

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こんばんは。2週間のご無沙汰でした大関です。いつもならこのブログを更新している火曜日、ワタクシ大関先週は東京にいませんでした。どこにいたのか、と言うと↓



新千歳空港から高速と国道を走ることおよそ1時間半。北海道東部、新ひだか町にある静内の北海道市場、セレクションセールの会場でした。実はワタクシ、某緑チャンネルにおけるセリ中継の司会進行という大役を仰せつかり、週末の函館競馬場からさらに出張を延ばして、静内に行っていたのです。北海道市場に来るのは初めてだったのですが、「行けて本当に良かった」というのが正直な感想でした。

中継の解説を担当された記者の方から「このセールは、生産者の方々にとっては晴れ舞台なんです」と聞いていたのですが、その意味は高額で落札された馬の生産者の皆様へインタビューをさせて頂く、という仕事で身をもって知ることになりました。皆様の口から出てくるのは「高く評価をして頂いて嬉しい」という言葉。配合を考えるところから始まって、生産から馴致、セリで高く買ってもらえるようなグッドルッキングホースにする、そして文字通り「セレクション」を通過してこそ辿り着けるこの舞台。手塩にかけて育てた自家生産馬がここで評価を得る=高値で落札されるということは、まさに名誉なのです。実際に生産者の方とお話をしてみて、それをヒシヒシと感じることができました。

そして、よく掛けていただいたのが「聞き覚えがある声だなぁ、と思ったら...」「実況、ラジオで聴いてますよ」という声。ああ、自分の実況がこんなに多くの方に「聴かれている(見られている、ではなく)のか、と身が引き締まる思いになりました。

「こんな熱い思いを持って馬と接している皆様に対して、腑抜けた実況は断じて出来ない」。

馬の名前を間違える、良い脚で伸びてくる馬を早く捉まえられない、脚色をきちんと見ていれば接戦だろうと言い切れるはずなのに逃げてしまう。こんなことがどれだけ失礼な事か?

それをセリの熱気とともに、肌で感じられたのが一番の収穫でしょう。今週末は2週ぶりの実況、新潟へ。アイビスサマーダッシュの実況という大きな仕事も控えています。はるか北の大地で耳を傾ける方々の姿を想像しつつ、仕事に対して鬼気迫る思いが周囲に迸るくらいで戦わなきゃダメなんだと念じて実況してこようと思います。

(前日展示の様子。競馬場やトレセンでお見かけする調教師の方々、オーナーさんも多数来場されていました)


さて、今日の競馬が好きだ!は地方競馬特集。この後の火曜日+アルファで今度は「岩手競馬特集」をお送りしていきたいと思います。まずはその第一弾として、村上忍騎手のインタビューをお届けします。トーホウエンペラーの初代主戦騎手として全国区の活躍、トニージェント、去年はベンテンコゾウとのコンビでホッカイドウ競馬二冠、3000勝達成と進化を続ける岩手の名手に、小屋敷アナがインタビューしています。どうぞお楽しみに!
 

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