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競馬が好きだ!

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秋のGIシーズンが早くも佳境に入っています。すでに競馬は新たな時代に突入していると思います。私が競馬を見始めた20年以上前では考えられないような時代です。牝馬があまりにも強い。以前ならGIで牝馬が牡馬を脅かす、または競り勝つなんてことがあれば一つのニュースでした。しかし、今や牝馬が牡馬に混じって独走を決める、桁違いの脚を使うのは当たり前。今年のGI優勝馬もほとんどが牝馬です。将来的には牝馬限定のGIに価値があるのか?という議論が出てくるのでしょうか。ついには牡馬(とセン馬)限定のGI・・・それはさすがにないか。

もう一つは、トライアルを使わず、ぶっつけ本番でGIを勝つケースが当たり前になっていること。牧場のノウハウや調教技術の進歩もあるのでしょうが、これも一時代前では考えられません。やむを得ずぶっつけ本番になるのは別にして、予定通りぶっつけ本番で勝たせるわけですから、すごいことです。一方で、ファン心理からするとどうでしょうか。有力馬の姿をトライアルから観たいという気持ちもあれば、本当に雌雄を決するのはGIだからその一回だけの勝負でいいとか、トライアルと本番は違うから何度対戦を見ても面白いとか、いろいろな声があると思います。私はトライアルから有力馬の走りを観たいですね。トライアル自体が盛り上がるからです。やはり1年中競馬が盛り上がってほしいというのがありますからね。

さて話は変わって、来年の競馬日程が発表されました。みなさんご存知だと思うので細かいことは話しませんが、どんな印象でしたか?私的にはそれほど驚きませんでした。3日間開催がどこにあるとか、どこに何回出張に行けそうかなんて、そんなことばかり考えながら見ていました。もはや競馬そのものというよりは、仕事の予定や出張先の楽しみを思い浮かべながら見ている感じです。他のアナウンサーも同じではないでしょうか、たぶん。

私は先週、今週と東京競馬場で仕事です。東京競馬場というと、府中本町駅からつながる西門をくぐった時に広がる光景が好きです。フジビュースタンドと最後の直線が平行になって見える広々とした様子は他の競馬場では見られない雰囲気です。



さて、今日の「競馬が好きだ!」は地方競馬の話題。昨日盛岡競馬場で行われた2020地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップの振り返りと、JBC各競走のJRA登録馬の紹介を中心にお送りします。お楽しみに!

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