福島は先月の地震の影響で当初の予定よりも1週遅れでの開幕でした。去年は開催中止にまで追い込まれたので、地震が起きた時は「またか...」と思われた方が多かったかと思います。
春の福島開催は地元のファンにとっては1年の始まりみたいな感じもあり、高揚感が違います。そんな中で開催がどうなるか見通せない状況は辛いものです。1週ずれて無観客だったとはいえ、何とかスタートを切ることができたのは何よりです。
我々が使っている放送ブースは、見た感じでは特に大きな影響を受けていないように見えました。放送もトラブルなく普段通り行うことができました。
しかし、久々に無観客だったので、やっぱり静かだなというのが一番の印象でした。今は入場できる人数も制限されていて、そんなに大人数でもない時とさほど変わらないはずで、静かなのは慣れていると思ったのですが、微妙に違うものなんですね。
我々の職業上、場内放送も兼ねていると、お客さんがいる状況を意識しながら喋るので、少しでもファンがいるのといないのではちょっと違います。まあ、それでも土曜日の午後くらいにはすっかり慣れましたが...。
春はあと2週続きますが、夏の開催はお客さんが入れる状況になってほしいものです。去年は夏の開催から始まり、無観客でしたからね。去年、今年と辛い状況が続いていますが、一つ一つ逆境を乗り越えてほしいと思います。
そういえば、競馬場の事務所にあるターフィー50のぬいぐるみが寅年バージョンになっていました！なかなか味があるではありませんか！！去年このブログで丑年バージョンをご紹介しましたが、その時はマスクをしていました。
しかし、もうマスクはしていません。中京競馬場でも見かけたのですが、同じでした。私は架空のキャラクターにマスクは必要ないという立場ですので、とても良かったです。架空の世界は現実からの逃げ場でもあるのですから。福島では行きつけの店がなかった私。この前、純喫茶を見つけて入ってみたら居心地が良かった。今後そこを行きつけにしようと決意しました。10年以上前に1回だけ行ったことがあるのですが、こんなに良かったかなと思うくらい記憶がありませんでした。住んでいたのにね...。
さて、今日の「競馬が好きだ！」は地方競馬の話題。21日（木）に名古屋競馬場で行われる東海クイーンカップの展望をお送りします。お楽しみに！
