番組紹介

ラジオNIKKEI第1
毎月 第1月曜日 18:00~18:45
再放送 第2月曜日 18:00~18:45
提供:青南商事 SMBC

スポーツライターの藤島大さんが、国内ラグビー、日本代表、世界のラグビーまでの情報を、トークと音楽と取材音声でわかりやすくお伝えします。すてきなゲストも登場。ほかでは聴けない、楕円球にまつわるヒューマン・ストーリーやラグビー関連ソングなども。

ラグビー情報番組と称した、私的で詩的な心の風景。藤島大のラグビー・ワールドをお楽しみください。

◆配信
Podcast http://www.radionikkei.jp/podcasting/rugby-radio/archive.html
Paraviでは画像付きの特別版を配信 https://www.paravi.jp/title/54860

新着記事

7/4 放送

2022.07/04 ディレクター 記事URL

7月4日放送のゲストは、
静岡ブルーレヴズのフッカー、日野剛志選手。

スポーツライターの藤島大氏が話を聞く。

2019年、国内がワールドカップに熱狂していたころ、日野は、フランス1部リーグ「トップ14」のトゥールーズに在籍し、公式戦に3試合出場していた。仏代表の有力選手が複数所属する強豪チームだ。

「いつかフランスでプレーしてみたい」。日野の夢は、同クラブがW杯期間中で主力選手を欠き、かつケガ人が出るなどのチーム事情により、そのとき唐突に現実になった。

「サインプレーと、そして五郎丸さんの助言もあり、数字と色だけは、あらかじめ仏語で覚えておいたのが実戦に役立った」という。

番組では、強豪仏国ラグビーの強さや特徴を紹介してもらう。同時に、ヤマハ発動機時代から長谷川慎コーチのもとで鍛えたスクラムが、フランスでも通用したのかを聞いてみた。そして地域に愛されるチーム文化に触れた経験についても話す。

ちなみに、日本は、2023年のワールドカップにおいてトゥールーズで1次リーグの2試合を戦うことが決まっている。

日野剛志(ひの・たけし)。1990年1月20日、福岡市生まれ。4歳から浮羽ヤングラガーズでラグビーを始めて、県立筑紫高では花園の全国大会には届かず、指定校推薦で同志社大に入学した。トライアウトをきっかけに2012年ヤマハ発動機(現静岡ブルーレヴズ)入り。2016年11月のウェールズ戦で日本代表デビューを果たし、通算5キャップ。2016-17シーズンには、ベストフィフティーンに選ばれた。2017年にはサンウルブズ、2019年にはトゥールーズでもプレー。2022年、日本ラグビーフットボール選手会会長に就く。172センチ、100キロ。ポジションはフッカー。

6月18日、東京・秩父宮ラグビー場でのウルグアイ戦で、日野は約5年ぶりのテストマッチ出場を果たした。後半途中出場して2トライをあげる活躍をした。

日本のファンにとってはいま桜の季節。このテストマッチ時期の7月2日、日野は、根塚洸雅(東京ベイ)、尾崎晟也(東京SG)とともに宮崎市内で合宿中の日本代表に追加招集された。またしても日野に風が吹いてきた。この人、フランスに縁がある。

「努力は人を裏切らない」という観念を定義づけるようなゲストの豊富な経験談がおもしろい。ちなみに、収録スタジオでは「いつもは番組リスナーです」といって、放送中に流れるCMを口ずさんでくれた。

番組内で紹介する書籍を手にする藤島氏。シャツは、2007年、トゥールーズのクラブで半額にて購入したもの。「カゴに放り込まれた瞬間、日野剛志のセービングのようにかっさらった」


▽ラジオ番組について:
ラジオNIKKEI第1で放送。PCやスマートフォンなどで、ラジコ(radiko)のサービスを利用して全国無料にて放送を聴ける。音楽が聴けるのは、オンエアのみの企画。放送後も、ラジコのタイムフリー機能ポッドキャストで番組が聴取できる。後日配信するポッドキャストは、放送しなかった情報も入った特別版になる。11日の同時刻に再放送もある。「Paravi(パラビ)」では12日から動画での配信を予定している。

6/6 放送

2022.06/05 ディレクター 記事URL

6月6日は、5月のテストマッチで強豪の豪州代表を破った女子ラグビー日本代表の南早紀主将がゲストに登場する。女子ラグビーにも詳しい、専門誌『ラグビーマガジン』の田村一博編集長と、スポーツライターの藤島大氏の3人で濃密な女子ラグビー談議を送る。

 

15人制女子日本代表「サクラフィフティーン」は、豪州遠征で、フィジー代表、オーストラリアンバーバリアンズ(選抜チーム)、そしてオーストラリア代表相手に3連勝した。5月10日に、豪州代表「ワラルース」を12-10で破った。しかも敵地のゴールドコーストで。これは初の快挙だ。試合中には「スクラムのヒットする時のスピードを意識した」という南主将は、自分のプレーのインパクト(当たりの強さ)にも自信があるという。

チームは、カナダ出身のレスリー・マッケンジー・ヘッドコーチのもと、コンタクトプレーを強化し、前に出るディフェンスを意識して「チョップタックル」にも磨きをかけてきた。その成果を試合で発揮した。5月10日の豪州戦で日本は、攻め込まれても粘り強くタックルし続けて逃げ切った。最後まで集中して、成長と努力を感じさせるプレーの数々で観客を魅了し続けた。

試合前日には、チーム内に、新型コロナウイルス陽性者が複数名出た。選手編成が変わった影響を感じさせないほど、防御の連携が最後まで切れなかった。不測の事態は、選手層の厚みも増していることと、チームの方針が浸透していることを示した。

提供:(公財)日本ラグビーフットボール協会

今年10月に開幕するラグビーの女子ワールドカップ・ニュージーランド大会に向けて、サクラフィフティーンの強化は進んでいる。日本は、カナダ、アメリカ、イタリアと同じプールに入った。


南早紀(みなみ・さき)。1995年11月18日生まれ、福岡県筑紫野市出身。3歳で、2人の兄に影響されてラグビーを始め、太宰府少年ラグビークラブに加入した。天拝小学校と二日市中学校時代には、ラグビーと柔道をした。筑紫高校では初の女子選手としてラグビー部に入部して男子と一緒にプレー。また、高校時代に7人制ラグビーの国際大会「香港女子セブンズ」に参加する女子日本選抜に選ばれ、日本体育大学入学後は2015年のアジアチャンピオンシップに15人制の日本代表として出場している。大学卒業後は、「横河武蔵野アルテミ・スターズ」に加入。2017年にはワールドカップ・アイルランド大会に出場した。2019年から、サクラフィフティーンの主将を務めている。また、2019年には、英国「女子バーバリアンズ」のメンバーに日本人女子選手として初招待され、カーディフ(ウェールズ)で11月30日に行われたウェールズ代表との試合に出場した。ポジションはプロップ。163㎝、72kg。キャップ数は21。

今回の歴史的な白星を語る南主将の言葉に「立派!」と藤島氏と田村編集長がうなる。なぜ勝ち切るチームになったのか。そして掲げるスローガン「サクラウェーブ」に込める意味を語ってもらう。これからもっと大きな波に挑んでくれそうだ。 

 

▽ラジオ番組について:

ラジオNIKKEI第1で放送。PCやスマートフォンなどで、ラジコ(radiko)のサービスを利用して全国無料にて放送を聴ける。音楽が聴けるのは、オンエアのみの企画。放送後も、ラジコのタイムフリー機能やポッドキャストで番組が聴取できる。AppleやSpotifyなど、Podcastプラットフォームにもアーカイブを配信している。後日配信するポッドキャストは、放送しなかった情報も入った特別版になる。13日の同時刻に再放送する。「Paravi(パラビ)」では14日から動画での配信を予定している。

5/2 放送

2022.05/02 ディレクター 記事URL

5月2日( 月 )ラジオNIKKEI第1 で午後6時~放送。
今回は、スポーツライター藤島大氏のひとり語りをお送りする。

今季限りで活動を休止する福岡を拠点とするリーグワン3部の
宗像サニックスブルースは4月30日、ホーム最終戦を終えた。
番組では、藤島氏が長きにわたり観てきたサニックスのラグビーを振り返る。

「青い空と海に恵まれた宗像で魂のプレイを見せるとき、ブルース(音楽)と同じように、人を癒し、感動を与える存在となれるはず」というチーム名の通りとなった試合を語る。それは、もっとも忘れがたいトップリーグ2016-2017シーズンの最終戦だ。1月7日にチームの代表であった宗政伸一社長が亡くなり、気合いを入れて臨んだ1月14日のNECグリーンロケッツ戦は中継の解説をしていた。サニックスが2点リードし、終了間際にNECがペナルティを得た場面は、観客、選手、スタッフ、みんなの気持ちが交錯した。その時、サニックス陣内の22mライン付近右中間からペナルティゴールを田村優が狙ったーー。記憶に残るシーンを取り上げる。

また、日本代表にも選手やコーチを送り出してきたサニックス。ジェイミー・ジョセフ現日本代表ヘッドコーチも現役時代にプレーした。2015年ワールドカップのイングランド大会で、優勝候補の南アフリカを破ったブライトンでの試合において決勝トライを決めたカーン・ヘスケスは現在もサニックスに所属して活躍している。当時、W杯で1勝21敗2分だった日本が、2度の優勝国を破ったあの興奮は、後半投入されたヘスケス選手の劇的トライによってもたらされたものだった。

今季5月8日(愛知・パロマ瑞穂ラグビー場)の順位決定戦第3節、豊田自動織機シャトルズ愛知戦で、サニックスはチームとしての最終戦を迎えることになる。

このほか番組では、ロシアが侵攻するウクライナで、3月31日、戦争により命を断たれた元ウクライナ代表主将のオレクシ・ツィブコ氏の情報とともに「ラグビーと戦争」について話す。

 

心にしみ込んでくるスポーツコラムのような語りを届ける。

 

 

▽番組の聴き方:

ラジオNIKKEIは、ラジコのサービスを利用して、PCやスマートフォンなどで全国無料にて放送を聴ける。音楽が聴けるのは、オンエアのみの企画。放送後、ラジコのタイムフリー機能やポッドキャストでも聴取が可能。9日の同時刻に再放送がある。動画配信サービス「Paravi(パラビ)」でも後日配信する。

 

 

4/4 放送

2022.04/04 ディレクター 記事URL

4月4日放送のゲストは、埼玉パナソニックワイルドナイツの福井翔大選手。
熊谷のクラブハウスからリモートで出演してもらう。

その話を聴けば、将来の活躍が見えてくるような有望な若手である。代表選手が多いワイルドナイツ。そのチームにあって、福井選手は、1月23日に行われたリーグワンにおけるチームとしての初戦から出場の機会を得ている。

しなやかなステップかつスピードのある走力が持ち味。さらに今季プレーに強度が増し、「ジャッカル」にも磨きをかけている。

1999年9月28日、福岡市生まれの22歳。5歳から「かしいヤングラガーズ」でプレー。東福岡高校の2年時にチームは高校3冠を達成。高校日本代表、U18、U20、ジュニアジャパンの世代別日本代表を経験している。

自らを「ラグビーありきの人生」という。高校卒業後にいきなりトップリーガーになった。昨秋にはワラビーズとの試合に挑む日本代表のメンバーに初選出された。ポジションはフランカー、No.8。186センチ、101キロ。

高卒でプロになり、活躍が注目されている。この4月からは、大学へ進学した同級生らがリーグワンに合流してくる。いまの心境と、同世代と違う道を選んだ理由、そして高校からワイルドナイツの高いレベルの中に入ってプレーしてきた険しい濃密な時間を語る。

スポーツライターの藤島大氏によるインタビューを通じて、福井選手の口からワイルドナイツのスター選手たちの魅力があふれ出てくる。ピッチを華麗なステップで走り抜けるその姿のように、爽やかで、朗らかな話しぶり。

再び日本代表に呼ばれて、今度は出場するチャンスを狙っている。


▽ラジオ番組について:

ラジオNIKKEI第1で放送。PCやスマートフォンなどで、ラジコ(radiko)を利用して全国無料にて放送を聴ける。音楽が聴けるのは、オンエアのみの企画。放送後も、ラジコのタイムフリー機能やポッドキャストで番組が聴取できる。11日の同時刻に再放送する。「Paravi(パラビ)」では動画で配信している。

3/7 放送

2022.03/07 ディレクター 記事URL

3月7日放送のゲストは、NECグリーンロケッツ東葛のPR瀧澤直主将。
スポーツライターの藤島大氏が話を聞く。

※アクリル板越しにマスクを外して撮影。

NECグリーンロケッツ東葛は3部制で全24チームで成る「リーグワン」の1部12チーム入り。首脳陣が変わり、戦力もアップした。チームの成長過程を瀧澤主将が語る。

まず、日本代表としてワールドカップ(W杯)3大会連続出場した田中史朗が加入した。パナソニックワイルドナイツ(現・埼玉パナソニックワイルドナイツ)やキヤノンイーグルス(現・横浜キヤノンイーグルス)、スーパーラグビーのハイランダーズ(ニュージーランド)での豊富な経験もある頼れるベテランだ。

日本代表WTBレメキ・ロマノラバ、昨季NTTドコモで活躍のFBトム・マーシャル、ウェールズ代表50キャップのLOジェイク・ ボールら注目選手が加わっている。

また、2015年W杯イングランド大会でヘッドコーチとしてオーストラリア代表を準優勝に導くなど名将のマイケル・チェイカ氏が、東葛首脳陣を統括するディレクター・オブ・ラグビーとして指揮を執っている。

瀧澤直。1986年9月30日生まれ、愛知県出身。愛知県立千種高校でラグビーをプレーし、1年生のときにチームは花園に出場。指定校推薦で早稲田大学理工学部機械工学科に進学し、ラグビー部に入部。早大1年、3年、4年時に大学日本一を経験した。21歳以下日本代表、23歳以下日本代表に選ばれている。2010年に大学卒業後、一般就職でリクルートに入社。4か月で退社し、NECに転職してトップリーガーに。昨年9月からプロ選手。秋からキャプテンに復帰した。ポジションはプロップ。

過去苦しいシーズンが続いた勝利に飢えたチームの今季の奮起に期待だ。


▽ラジオ番組について:

ラジオNIKKEI第1で放送。PCやスマートフォンなどで、ラジコ(radiko)のサービスを利用して全国無料にて放送を聴ける。音楽が聴けるのは、オンエアのみの企画。放送後も、ラジコのタイムフリー機能やポッドキャストで番組が聴取できる。後日配信するポッドキャストは、放送しなかった情報も入った特別版になる。14日の同時刻に再放送する。「Paravi(パラビ)」では15日から動画での配信を予定している。

2/7 放送

2022.02/07 ディレクター 記事URL

2月7日(月)午後6時からラジオNIKKEI第1で放送。
トンガ王国出身で元日本代表のシナリ・ラトゥさんが
ゲストとしてリモートで出演する。

1月15日に南太平洋トンガ沖で起きた海底火山噴火で、日本ラグビー界では、さまざまな支援の輪が広がっている。現在開催のリーグワン試合会場では、ファンがトンガ国旗のボードを掲げて応援したり、場外では、募金活動に選手や観客などが協力したりと、ラグビーを通じてトンガと深い絆で結ばれていることがわかる。

友好関係は、1980年に、のちに日本代表となるWTBノフォムリ・タウモエフォラウとNO・8ホポイ・タイオネの2名がトンガから来日し、大東文化大学が「そろばん留学」として受け入れたことに始まる。

「毎年2月になると、日本の地に降り立った時の冬の寒さを思い出します」。NO・8ラトゥさんは、1985年2月2日にWTBワテソニ・ナモアと来日し、大東大に入学してラグビー部に入部した。

ラトゥ・ウィリアム志南利。1965年、トンガ出身。小学生時代にラグビーを始めた。トンガカレッジ高卒業後、19歳で (1985 年)大東大に留学。全国大学選手権で2度の優勝に貢献した。1987年在学中に日本代表に選出され、第1回大会から3大会連続でワールドカップに出場。三洋電機(現・埼玉パナソニックワイルドナイツ)で活躍した。その後日本国籍を取得。現在は、パナソニック関連会社で働く。2021年に発足した NPO法人「日本トンガ友好協会」の代表を務める。

現在も、日本代表のヴァル・アサエリ愛、中島イシレリをはじめ、高校、大学、リーグワンなどで、さまざまなチームにトンガ出身選手が活躍している。

桜のジャージーを着てワールドカップに出場したラトゥさんに、第1回大会から連続で取材しているスポーツライターの藤島大氏が聞く。外国出身の選手がジャパンを背負う心境、母国相手に戦った夜の記憶、トンガゆかりの注目選手などについてお話しいただく。
「日本トンガ友好協会」の活動についても紹介する。


▽ラジオ番組について:

ラジオNIKKEI第1で放送。PCやスマートフォンなどで、ラジコ(radiko)のサービスを利用して全国無料にて放送を聴ける。音楽が聴けるのは、オンエアのみの企画。放送後も、ラジコのタイムフリー機能やポッドキャストで番組が聴取できる。後日配信するポッドキャストは、放送しなかった情報も入った特別版になる。14日の同時刻に再放送する。「Paravi(パラビ)」では15日から動画での配信を予定している。

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パーソナリティ

藤島 大
ふじしま だい

スポーツライター。1961年、東京生まれ。都立秋川高校、早稲田大学でラグビー部に所属。スポーツニッポン新聞社を経て、92年に独立。都立国立高校、早稲田大学でコーチも務めた。著書に『ラグビーの情景』(ベースボール・マガジン社)、『ラグビー大魂』(ベースボール・マガジン社)、『楕円の流儀 日本ラグビーの苦難』(論創社)、『知と熱 日本ラグビーの変革者・大西鉄之祐』(文藝春秋)、『ラグビーの世紀』(洋泉社)、『ラグビーって、いいもんだね。』(鉄筆文庫)などがある。また、『ラグビーマガジン』や『東京新聞(中日新聞)』、『週刊現代』などでコラム連載中。J SPORTSのラグビー中継でコメンテーターを務める。

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