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藤島大の楕円球にみる夢

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4月1日のゲストは、専門誌『ラグビーマガジン』前編集長の田村一博さんだ。今年の1月まで同誌の編集長を務めた。

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藤島大氏は、同誌コラム「Dai heart」を担当する。番組前半では、ラグビーを見続けてきた経験と雑誌作りの舞台裏などを話す。
「作りたい雑誌を届けたい」。その想いから、校了前の一週間は、献身的に寝る間も惜んで働いた。少数で充実した一冊を作る苦労と編集部のドタバタ劇は、まるでコメディのように語られ面白い。

中盤は、日本ラグビーの転換期や、社会変化をマガジンの表紙の変遷を辿りながら振り返る。

田村一博氏は、1964年10月21日、熊本市生まれ。鹿児島中央高校では野球部に所属した。早稲田大学では「GWラグビークラブ」でラグビーをプレー。ポジションはフッカーだった。

大学卒業後、1989年にベースボールマガジン社へ入社。『ラグビーマガジン』『週刊ベースボール』の担当を経て、1997年から約26年間『ラグビーマガジン』の編集長として、取材や編集、付録や関連書籍の作成、そして営業や販促にと奔走してきた。
 
関連するWEBサイト『ラグビーリパブリック』も企画の立ち上げから従事している。

 
専門誌があるラグビーは幸せだ。情報を発信する雑誌が、記録媒体となり歴史を物語る。人びとの記憶に刻まれる。写真の迫力が魅力を伝える。競技者は、専門誌に載る選手を目指せる。

番組後半では、定年を前に会社員を辞めた心境と、今後のラグビーとの関わり方についても明かしてくれた。

▽ラジオ番組について:
ラジオNIKKEI第1で4月1日夜6時から全国へ放送。radiko(ラジコ)のサービスを利用して、PCやスマートフォンなどで全国無料にて放送を聴ける。音楽が聴けるのは、オンエアのみの企画。放送後も、ラジコのタイムフリー機能やポッドキャストで番組が聴取できる。U-NEXTでも配信予定。8日の同時刻には再放送がある。