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藤島大の楕円球にみる夢

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12月は、浪曲師の玉川太福さんをゲストに迎える。
2日(日)夜9時30分からラジオNIKKEI第1で放送。
ラジコ で聴く→コチラ

今回は、若手浪曲師が青春時代をラグビーに捧げた話を送る。『浪曲 玉川太福の世界』と題した「古典」と「新作」のCD二枚が11月28日に同時発売された。古典演目の継承と独自の新作浪曲で、若いファンも獲得して注目されている。

ゲストの玉川太福さんは、高校・大学時代にラグビー部員だった。試合では、ボールを投げ、蹴り、手に持ち走っていた。ルールの範囲内で芝の上を駆け回った。選手として戦略と身体能力を自在に表現していた。大学の部活時、タックル練習中にケガを負い、ラグビーを諦めた。そして舞台は、グラウンドからステージへと移る。

紆余曲折で浪曲師になった。浪曲は、三味線の伴奏で、唸りと会話、そして語りがある。いまは、その三要素で構成する浪曲の枠組みのなかで、奮闘し、新しい噺を生み出しながら、走り続けている。

玉川太福。1979年8月2日生まれ、新潟県新潟市の出身。幼少のころからお笑い番組が好きで、将来の夢は、コント作家になることだった。中学まで水泳とサッカーに励み、新潟高校でラグビー部に入る。ポジションはセンター。高1で、花園進出に向けた予選の決勝戦でチームは敗れた。千葉大学でもラグビーに打ち込む。

卒業後は、放送作家を経て、浪曲に出会い、魅了され、2007年に二代目玉川福太郎に入門。2013年10月、浅草木馬亭で「玉川太福名披露目興行」を行う。2015年に第一回渋谷らくご創作大賞を受賞。昨年、第72回文化庁芸術祭大衆芸能部門新人賞に輝く。年間50公演を超える独演会、近年では落語の定席にも出演するなど、幅広く活躍する。

番組では、「ラグビー」テーマで、オリジナル浪曲をひと節、唸っていただく!



◆番組の聴き方:

ラジオNIKKEIは、短波ラジオはもちろん、ラジコ(radiko)のサービスを利用して、PCやスマートフォンでも全国無料で放送を聴ける。ラジコにはタイムフリー機能がある。後日、ポッドキャストとオンデマンドでも特別版を配信。9日(日)夜9時30分から再放送する。