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藤島大の楕円球にみる夢

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ラグビー情報番組「藤島大の楕円球にみる夢」
1月6日( 月 )ラジオNIKKEI第1  午後6:15~6:50放送。

 

 いよいよ1月12日にトップリーグが開幕する。

 今回のゲストは、元日本代表の右プロップで「バズ」の愛称で親しまれる浅原拓真だ。昨年5月末で東芝ブレイブルーパスを退社し、プロに転向して日野レッドドルフィンズに加入した。その経緯と決意を語る。そして、ワールドカップ日本大会におけるジャパンのスクラムについて振り返って解説してもらう。

(写真は、「バズ」と「3」が書かれた色紙を手にする浅原選手と藤島氏)

  浅原は秋に開催されたワールドカップでは、惜しくも代表メンバーに選出されなかった。でも実は、ジャパンのスクラムを築き上げる過程で、試行錯誤に関わっていた。スーパーラグビーのサンウルブズには発足1年目から連続で参加している。ジャパンとサンウルブズは密接な関係性を持ち、代表強化の場でもあったわけだが、浅原がサンウルブズで経験したスクラムを踏まえて、歴史を変えたスクラムの真相をわかりやすく解説してもらう。

 W杯の第2戦、日本中がジャパンの進化を実感したアイルランド戦。大会が始まる前は、世界ランキング首位で、スクラムが得意な強敵に対し、歴史的な勝利を挙げた。この試合、前半35分、6-12のビハインドで、日本は相手ボールのスクラムを制してペナルティを得た。スポーツライターの藤島大氏は、このシーンに着目してスクラムを語り合う。この時、試合の流れを引き寄せた立役者は、右プロップの具智元だった。

 浅原は、右プロップの強力なスクラムの組手として、トップリーグでは2015-2016シーズンにベストフィフティーンにも選ばれている。あのアイルランド戦におけるジャパンのスクラムの原点は、サンウルブズにあった。2017年4月14日、クライストチャーチのAMIスタジアムで行われたクルセイダーズ戦のスクラム勝負に遡る。このとき最前列は、稲垣、木津、浅原。クルセイダーズの角度をつけて押してくるスクラムを粉砕するため、試合に向けて長谷川慎コーチと浅原らが練り上げた策があった。これがスーパーラグビーで通用した。そして、ワールドカップでも同じような状況のスクラムに対して戦術を駆使して勝負できたというのだ。

 浅原拓真。1987年9月7日、山梨県生まれ。ラグビーは6歳から始めた。甲府工業高から法政大を経て東芝に入社。2016年からサンウルブズに加入した。昨年、9シーズン所属した東芝を退社し、日野とプロ契約。日本代表12キャップ。179センチ、115キロ。

 トップリーグに昇格して2季目となるレッドドルフィンズは、8強入りをチーム目標に掲げている。心機一転、日野で成し遂げたいことなど意気込みも聞いた。

 昨年はW杯に向けて、絵のほうの才能を爆発させた浅原。スポーツ紙では、代表選手の似顔絵イラスト付きコラムを連載して、各選手の魅力を紹介し、楽しませてくれた。インスタグラムも人気の才能豊かなプロップ。トップリーグでの活躍に期待したい。

 

 

▽番組の聴き方:

ラジオNIKKEIは、ラジコのサービスを利用して、PCやスマートフォンなどで全国無料にて放送を聴ける。毎月日曜に放送していた同番組は、今回から月曜夜になった。浅原選手のリクエスト曲が聴けるのは、オンエアだけの企画になる。放送後でも、ラジコのタイムフリー機能やポッドキャストで聴取が可能。後日ポッドキャストは、放送しなかった情報も入った特別版を配信する。

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