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藤島大の楕円球にみる夢

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7人制ラグビー女子日本代表候補のバティヴァカロロ・ライチェル・海遥(アルカスクイーン熊谷)が番組に独占告白! 延期となった東京五輪出場への思いと、サクラセブンズのいまを語る。

(写真)ゲストのライチェル海遥選手はリモート出演。スタジオの藤島大氏。

今年3月、女子セブンズ日本代表候補の熊谷合宿に参加した。ニッポンはメダル獲得を目標に掲げて練習していた。その強化のための生活は一変し、いま自宅での自主練習が続いている。今回の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東京五輪は1年延期され、来夏に開催されることが決まった。出場が期待される選手として、開催延期をどのように受け止めたのだろうか。スポーツライターの藤島大氏に胸の内を明かした。

(撮影・松本かおり)
バティヴァカロロ・ライチェル・海遥。1997年9月18日、東京都生まれ。フィジー出身の父の影響で、4歳からプレー。アカデミーやユース代表選手に選ばれて成長し、板橋有徳高校3年時に15人制、セブンズの両代表に選出された。高校卒業後はアルカスクイーン熊谷に入り、立正大学(地球環境科)に学んだ。2018年6月には、パリで行われた女子セブンズのワールドシリーズのフランス大会において、ドリームチーム(ベストメンバー7名)に選出された実績がある。日本選手で同シリーズのドリームチームに選出されたのは初快挙である。今春、大学を卒業してセコム株式会社に入社。

代表出場(キャップ)数は、15人制1、セブンズ21。ポジションはプロップ、センター。163センチ、64キロ。

兄アピサイ拓海、妹アテザ優海もラグビー選手。

いま「自分自身に時間をかけられるとき」と逆境を前向きに捉え、コロナ禍のさなかでもレベルアップを胸に秘める。ひとりで励むトレーニング内容も明かしてくれた。

明るくて力強い女子アスリートの声を聴いて、五輪に向けてひたむきに努力する選手たちのためにも、いま一度、みなでスクラムを組み、新型コロナに打ち勝つ気持ちを強くして声援をおくろう。



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