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藤島大の楕円球にみる夢

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いよいよトップリーグが開幕した。今月は、『ラグビーマガジン』編集長の田村一博さんをゲストに迎えて、今シーズンの見どころを解説する。

 

今季は、来秋に日本で開催されるワールドカップに向けた代表選手強化のため、短期決戦となる。日程は8月31日~12月15日で各チーム7試合のリーグ戦を行い、決戦まで勝ち上がれば10試合となる。また、11月10日~1月19日に、新たな公式戦としてカップ戦がある。

全16チームをレッドとホワイトのカンファレンスに分けて、8チームが総当たり戦を行う。その後、総合順位を決めるトーナメントが行なわれ、優勝を決める。13~16位のチームは、トップチャレンジリーグ上位4チームとの入れ替え戦にまわる。

番組では、田村編集長とスポーツライターの藤島大が、トップリーグ観戦の楽しみを語り合う。3連覇のかかる沢木敬介監督が率いるサントリーサンゴリアスを中心とした優勝争いは。取材に基づく情報を織り交ぜながら、各チームの戦力を分析する。新加入、移籍など補強選手も要チェックだ。

サントリーでは、田村煕、梶村祐介の若手が新たな目玉となりそう。また、昨季準優勝のパナソニックワイルドナイツは最も多い代表選手を擁し、選手層の厚さで安定している。一方、クルセイダーズ、ニュージーランド代表などで指揮を取り、世界屈指の指導者であるウェイン・スミス総監督で挑む神戸製鋼コベルコスティーラーズの選手補強は、創部90周年で気合が入る。開幕戦では給水係で登場したダン・カーター、サンウルブズでプレーするグラント・ハッティングとヘイデン・パーカーら外国人選手の活躍が見ものだ。さらに、クボタスピアーズに加入したドゥエイン・フェルミューレンは南アフリカ代表のナンバー8。立川理道や合谷和弘らとともに戦う姿は必見だ。キヤノンイーグルスが獲得したイズラエル・ダグも大物として活躍が期待される。昨シーズン同様にヤマハ発動機ジュビロ、トヨタ自動車ヴェルブリッツなどもトップリーグを盛り上げる存在。各チームにちらばる、代表入りを競う選手たちがどんなプレーでみせてくれるのか。番組を聴いてトップリーグを観戦しよう!



(写真右・広島東洋カープファンの田村編集長。Tシャツは「ジャイアンツ?」、サンフランシスコ・ジャイアンツ!)


◆番組の聴き方:

ラジオNIKKEIは、短波ラジオはもちろん、radiko(ラジコ)のサービスを利用して、PCやスマートフォンでも全国無料で放送を聴ける。9日(日)夜9時30分から再放送する。また3日午後には、ポッドキャストとオンデマンドでも特別版を配信予定だ。