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藤島大の楕円球にみる夢

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今月は、セブンズ日本代表の坂井克行選手(豊田自動織機シャトルズ)をゲストに迎えて送る。

7月20日から米サンフランシスコで7人制ラグビーのワールドカップが行われた。日本の男子は、目標のベスト8に届かず大会を24チーム中15位で終えた。優勝はニュージーランドだった。

坂井克行。1988年9月7日生まれ。三重県出身。172センチ、85キロ。三重・四日市農芸高1年からラグビーを始め、3年生で出場した全国高校ラグビー大会では、1人で1試合60得点の大記録を打ち立てた。高校日本代表にも選ばれる。早稲田大学に進学し、U-19代表、U-20代表でプレーした。

豊田自動織機シャトルズのユーティリティBK(バックス)。7人制でも活躍し、2012-2015年にはセブンズ日本代表の主将を務め、2014年仁川アジア大会で金メダル。2016年リオデジャネイロ五輪では強豪ニュージーランドに勝利するなど4位入賞に貢献した。2017年7人制日本一を決めるジャパンセブンズに出場、決勝で18点を挙げ大会MVPに選出された。

サンフランシスコでは、岩渕ジャパンの中核として計22得点をあげている。
ジャパンは、リオ五輪の金メダリストであるフィジーとの試合の前半でリードを奪うなど勝つチャンスもあった。しかしチームの結果は、ウルグアイとケニアからの2勝で終わった。この悔しさをバネに、東京五輪でメダルを目指す。プレーメイカーの坂井に、世界と戦うための課題を得たW杯を振り返ってもらう。スポーツライターの藤島大が、帰国した坂井に都内で話を聞いた。優れた指導者や先輩からの教えと、プレーの進化を語る。お楽しみに。