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藤島大の楕円球にみる夢

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2月のゲストは、全国大学選手権で優勝した早稲田大学のSO岸岡智樹!

全国大学選手権の決勝は1月11日、新装の国立競技場で行われ、早稲田大学が45-35で明治大学を破って、11季ぶり最多16度目の優勝を果たした。5万7345人の観客が埋めた新しい国立競技場で行う初のラグビー公式戦。試合後のスタジアムには早大ラグビー部の優勝歌『荒ぶる』が響きわたった。

チームの司令塔であるスタンドオフ岸岡智樹。そしてSH斎藤直人主将、CTB中野将伍らが4年生として大学選手権では状況判断に優れたプレーで成長した姿を見せた。

全勝対戦となった昨年12月1日の早明戦は、7-36でワセダが完敗していた。一方、昨季は早明戦を制しながら、大学選手権の準決勝で明大に惜敗した。


番組では、日本一をつかんだ激戦を振り返り、いまだから話せる舞台裏を語ってもらう。岸岡は「先制点が効いた」と前半9分の斎藤が放ったPGによる3点を勝因にあげた。早大は前半に4トライを奪うなど31-0とリードし、後半は2連覇を狙う明大の追撃を振り切った。聞き手のスポーツライター藤島大氏は、かつて早大ラグビー部でコーチをした経験がある。「インゴール奥行き狭い新装の国立対策は」「先制トライにつなげたサインプレー」「前半24分にDGを2連続で狙ったワケ」「『荒ぶる』で泣き崩れた?」などの質問にも、惜しみなく頭脳明晰に話す。

岸岡智樹(きしおか・ともき)。1997年9月22日生まれ、22歳。大阪・枚方市出身。小5から枚方ラグビースクールでラグビーを始める。東海大仰星高(現・東海大大阪仰星高)へと進み、高校3年時に、早大でともにする斎藤直人がいた桐蔭学園を破って全国制覇した。U-20日本代表。2020年度クボタスピアーズに入団。173センチ、85キロ。

現主将のSH斎藤とともに大学1年時から公式戦に出場してゲームメイクを担当してきた。教育学部数学科で学び、SNSでラグビーの技術論や戦術の解説などを発信している。BK陣に優れた選手がそろい、大学日本一に輝いた。その道のりと優勝のよろこび、そして今後の目標を語る。

2月3日(月)午後6時15分~ラジオNIKKEI第1で放送。

◆番組の聴き方:

ラジオNIKKEIは、短波ラジオはもちろん、ラジコ(radiko)のサービスを利用して、PCやスマートフォンでも全国無料で放送を聴ける。放送後も1週間試聴できるタイムフリー機能がある。岸岡選手のリクエスト曲が聴けるのはオンエアだけ! 10日(月)同時刻から再放送する。また、4日からポッドキャストでも特別版を配信予定(未放送音源も含む)。