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藤島大の楕円球にみる夢

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9月7日放送ゲストは、元・東京大学ラグビー部フランカーの釜谷一平さんだ。
来年創部100周年を迎える東大ラグビー部の世界を語ってもらう。

(東大ラグビー部のスイカのジャージを手にする釜谷一平さんと函館ラグビースクールTシャツの藤島大さん)

ゲストの釜谷氏は、もともとラグビーとは無縁で、大学ではバンド活動をしながら、
日吉でキャンパスライフを謳歌する慶應ボーイだった。学校と自宅を往復する間には、
ラグビー部のグラウンドがあり、そこでラグビーを間近で見て人生が変わる。

当時の慶応義塾大学は、高田晋作さんが主将をつとめ、大学選手権で優勝した
輝かしい時代。栗原徹さん、野澤武史さんもいた。


釜谷氏は、ラグビー部の練習に惹きつけられ、そこにいる選手たちに心を奪われた。
そのころ愛読誌『Sports Graphic Number』には、東大ラグビー部が強敵の日体大と
青学を撃破した記事が載った。同誌別号の巻末コラムで「東大ラグビー部は初心者歓迎」
との文字を目にする。

そこで釜谷青年は、一念発起して東大入試を目指して猛勉強を開始。
難関受験に合格して、東大ラグビー部の門をたたき、ラグビー未経験者として入部した。

初めて東京・秩父宮ラグビー場で公式戦に出たのは、東大2年時秋の
ワセダ戦だった。試合には、啓光学園高において花園で全国制覇した
早大のスター選手、佐々木隆道がいた。キックオフ後、フランカーの
釜谷選手は佐々木選手にタックルに入った。大学でラグビーを始めた
ばかりの釜谷と佐々木、さてその真剣勝負は----。
思い出の試合の場面を語ってもらう。

また、東大ラグビー部の創始者である香山蕃さんを紹介する。
ラグビー元日本代表初代監督でもある。
藤島氏とともに部歌「UP! UP!」作詞者の逸話についても語り合う。

東大の文学部を卒業後は、文藝春秋に入社。『週刊文春』、
『Sports Graphic Number』編集部デスクなどを経て2016年に退社。
現在は学校法人履正社で広報部長をつとめる。国語科教諭。

東大時代と『Number』でのラグビー取材の思い出、
そしていま教育現場でのスポーツとの関わりなどをお話いただく。

9月7日(月)午後6時15分からラジオNIKKEI第1で放送。



▽番組の聴き方:

ラジオNIKKEIは、ラジコのサービスを利用して、PCやスマートフォンなどで全国無料にて放送を聴ける。放送後も、ラジコのタイムフリー機能やポッドキャストで聴取が可能。後日ポッドキャストは、放送しなかった情報も入った特別版を配信する。14日の同時刻に再放送がある。動画配信サービス「Paravi(パラビ)」でも配信予定。