お知らせ:

藤島大の楕円球にみる夢

番組へのお便りはこちら

2月7日(月)午後6時からラジオNIKKEI第1で放送。
トンガ王国出身で元日本代表のシナリ・ラトゥさんが
ゲストとしてリモートで出演する。

1月15日に南太平洋トンガ沖で起きた海底火山噴火で、日本ラグビー界では、さまざまな支援の輪が広がっている。現在開催のリーグワン試合会場では、ファンがトンガ国旗のボードを掲げて応援したり、場外では、募金活動に選手や観客などが協力したりと、ラグビーを通じてトンガと深い絆で結ばれていることがわかる。

友好関係は、1980年に、のちに日本代表となるWTBノフォムリ・タウモエフォラウとNO・8ホポイ・タイオネの2名がトンガから来日し、大東文化大学が「そろばん留学」として受け入れたことに始まる。

「毎年2月になると、日本の地に降り立った時の冬の寒さを思い出します」。NO・8ラトゥさんは、1985年2月2日にWTBワテソニ・ナモアと来日し、大東大に入学してラグビー部に入部した。

ラトゥ・ウィリアム志南利。1965年、トンガ出身。小学生時代にラグビーを始めた。トンガカレッジ高卒業後、19歳で (1985 年)大東大に留学。全国大学選手権で2度の優勝に貢献した。1987年在学中に日本代表に選出され、第1回大会から3大会連続でワールドカップに出場。三洋電機(現・埼玉パナソニックワイルドナイツ)で活躍した。その後日本国籍を取得。現在は、パナソニック関連会社で働く。2021年に発足した NPO法人「日本トンガ友好協会」の代表を務める。

現在も、日本代表のヴァル・アサエリ愛、中島イシレリをはじめ、高校、大学、リーグワンなどで、さまざまなチームにトンガ出身選手が活躍している。

桜のジャージーを着てワールドカップに出場したラトゥさんに、第1回大会から連続で取材しているスポーツライターの藤島大氏が聞く。外国出身の選手がジャパンを背負う心境、母国相手に戦った夜の記憶、トンガゆかりの注目選手などについてお話しいただく。
「日本トンガ友好協会」の活動についても紹介する。


▽ラジオ番組について:

ラジオNIKKEI第1で放送。PCやスマートフォンなどで、ラジコ(radiko)のサービスを利用して全国無料にて放送を聴ける。音楽が聴けるのは、オンエアのみの企画。放送後も、ラジコのタイムフリー機能やポッドキャストで番組が聴取できる。後日配信するポッドキャストは、放送しなかった情報も入った特別版になる。14日の同時刻に再放送する。「Paravi(パラビ)」では15日から動画での配信を予定している。