「日本株上昇、日銀金融政策据え置き受け後場一段高」
4月26日の日本株は上昇しました。前日の米国市場の取引終了後にマイクロソフトとアルファベットが決算を発表しました。両社とも決算内容が前向きに評価され、時間外取引において、マイクロソフトが4.4%高、アルファベットが11.4%高となりました。当面の巨大IT株の株価の崩れが回避されたとの期待から、日本株にも買いが先行しました。
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日銀は26日、金融政策の据え置きを発表しました。同時に「経済・物価情勢の展望」を公表しました。24年度の物価見通しが上方修正されました。
24年度消費者物価指数(生鮮食品を除く)
+2.6~3.0%
(1月予想+2.2~2.5%)
政策委員見通しの中央値は、1月時点の+2.4%に対して+2.8%に上方修正されました。
一方で、24年度のGDPは(+0.7%~+1.0%)としました。1月時点では(+1.0~+1.2%)としていました。景気見通しは引き下げられる一方、物価見通しは引き上げられました。
金融政策の据え置きが確認されたことを受けて、東京株式市場では午後に入ってから買いが膨らみ、日経平均の上昇幅が拡大しました。
4月26日午後3時10分記