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「日経平均の上げ幅拡大」

「テスラが時間外取引で13%高→ナスダック100先物が上昇」

 

 

 

4月24日の日本株は上げました。米国株高を受けて、24日朝6時の日経平均先物夜間取引終値は410円高。ナスダック指数1.6%高ならば、日経平均は400円くらい上がるのかな、との状況でした。

 

 

しかし、日経平均の上昇幅はさらに拡大していきました。「米国市場の時間外取引におけるテスラの13.3%高」が効いたと考えます。

 

 

テスラの時価総額は約4600億ドルです。この1年間で株価が半分以下になってしまった「弱い株」の代表です。空売りがたまっている銘柄と考えられます。

 

 

24日に発表されたテスラの1-3月期決算は減収減益決算となりました。しかし、株価が下がらなければ、当面の業績悪化が新鮮な悪材料としては作用していないと意識されます。「悪材料が出ても株価が下がらない」現象面は、テスラを保有していない投資家にとって新規の買い材料にはなりません。しかし、売りポジションを持っている投資家にとっては買戻しの動機となります。

 

 

テスラの株価急騰は、幅広い銘柄に対する買戻しにつながるのではないか、そのあたりの思惑からアジア時間におけるナスダック100先物が高くなりました。今晩のナスダック指数続伸を意識する観点から東京市場でも半導体関連株に買戻しが優勢になり、どんどん日本株の上昇幅が広がっていった、こんな捉え方をしています。

 

 

4月24日午後3時10分記

 

 

 

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