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「3月雇用統計、非農業雇用者増加数は30万人超の増加」

「雇用好調・金利上昇・株価上昇」

「日経平均先物夜間取引の終値は39300円」

 

労働省は5日、3月の雇用統計を発表しました。強い雇用状況を反映する結果となりました。非農業雇用者増加数は30万人台に乗せました。30万人乗せは昨年1月以来です。以下に時系列で示します。

 

 

米国雇用統計の推移

非農業雇用者増加数 失業率

1月2560003.66

2月2700003.85

3月3030003.82

 

 

失業率は3.82%となり、2月よりも0.03%P低下しました。3月の「家計調査における雇用者」は前月比で49万8000人増加しました。労働参加者の増加(46万9000人)を上回る増加幅です。前月はこの雇用者が18万4000人減少していましたが、3月は大きく回復しました。

 

 

以下は、平均時給です。4.48%の上昇です。賃金の高い伸びは継続し、こちらも雇用の強さを示しています。

 

 

民間企業全産業の平均時給の推移(ドル)

1月34.51(+4.38%)

2月34.57(+4.28%)

3月34.69(+4.48%)

 

5日の米国株は上昇しました。上昇率は、NYダウが0.8%、ナスダック指数は1.2%でした。強い雇用統計を受け、10年債利回りは、一時0.1%近く上昇して4.4%台に乗せました。

 

 

「強い雇用統計を受けて金利上昇、米国株は高い」は日本株にとって、歓迎される動きです。日本時間6日午前6時の日経平均先物夜間取引の終値は39300円(通常取引終値比+320円)でした。

 

 

4月6日午前7時30分記

 

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