「米国株上昇――マイクロンは14%上昇」
「半導体関連株ーー取引時間中高値示現後に伸び悩む銘柄も...」
3月21日の米国株は上げました。上昇率は、NYダウが0.68%、ナスダック指数は0.2%でした。前日に決算を発表したメモリーメーカーのマイクロンが14%上昇しました。
マイクロンの高値は113.50ドル(前日比+17.9%)までありました。終値は109.85ドル(+14.1%)でした。前日の時間外取引では18%上昇していました。他の半導体関連株も総じて高くなりましたが、高値示現後は伸び悩む銘柄も目立ちました。ナスダック指数の上昇率は0.2%にとどまりました。
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S&Pグローバルは21日、各国のPNIを発表しました。以下に記載します。カッコ内は前月比の変化です。
各国PMI(3月)
日本
複合 52.3(+1.7)
製造業 48.2(+1.0)
サービス業 54.9(+2.0)
ドイツ
複合 47.4(+1.1)
製造業 41.6(-0.9)
サービス業 49.8(+1.5)
米国
複合 52.2(-0.3)
製造業 52.5(+0.3)
サービス業 51.7(-0.6)
日本のサービス業PMIの大幅上昇が目立ちます。3月のサービス業の状況について、発表元は「製品価格も購買コストも以前よりも上昇が大幅になっている」としています。価格転嫁が日本企業の業績拡大を支えています。
21日の東京株式市場では、三越伊勢丹が大幅高となって、連日で昨年来高値を更新しています。2月締め決算の発表を前に、販売価格上昇効果を満喫する企業については、評価が高くなる可能性があります。
3月22日午前5時30分記