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「日経平均、約2週間ぶりに取引時間中の高値を更新」

「FOMCの内容を好感・マイクロンの時間外取引18%高も追い風」

 

 

3月21日の日本株は上昇しました。19日-20日の米国株上昇を受けて、日本株を積極的に買う動きが続いています。日経平均は、3月7日に付けた取引時間中の高値40472円を更新しました。FOMCの結果を受け、株式を買う動きが強まりました。

 

 

米国時間20日の取引終了後に、半導体メモリーメーカーのマイクロン(MU)が11-2月期決算を発表しました。マイクロンの株価は時間外取引で18%も上昇しました。決算資料の中でマイクロンはHBMHigh Bandwidth Memory=従来品よりも広い帯域幅を持つメモリー)の売上高が2025年以降、記録的水準になるとの見通しを明らかにしています。

 

 

マイクロンは「当社のHBMは24年暦年で完売している。25年暦年でも既に多くの供給が割り当てられている」としています。生成AI市場の拡大に伴い、新型メモリーの需要増加に対する自信を示しました。

 

 

              ☆

 

 

財務省は21日、2月の貿易統計を発表しました。自動車輸出の好調が確認できました。

 

 

自動車輸出

1016401億円(+35.4%)

1116664億円(+16.3%)

1217682億円(+35.9%)

1  11818億円(+31.6%)

2  13821億円(+19.8%)

 

 

日銀の金融政策変更後もドル高円安が継続していることも背景に、21日の東京市場では自動車関連株が買われています。トヨタが約2週間ぶりの高値更新です。

 

 

半導体製造装置の輸出も回復してきました。

 

 

半導体製造装置の輸出

12912億円(+27.5%)

23104億円(+6.9%)

 

 

半導体製造装置輸出は、中国向け大幅増加が継続し、かつ韓国向けも回復してきました。

 

 

中国向け

111575億円(+68.4%)

122222億円(2倍増)

1  1240億円(+84.7%)

2  1655億円(+80.7%)

 

韓国向け

11293億円(-43.3%)

12576億円(-6.8%)

1  598億円(+55.9%)

2  487億円(+17.0%)

 

 

電子部品の輸出増加も確認できました。

 

 

半導体等電子部品等の輸出

115228億円(+6.9%)

124316億円(+2.4%)

1  4356億円(+8.3%)

2  4360億円(+6.4%)

3月21日午後3時10分記

 

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