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「20日FOMC―――メンバー予想の今年12月末の政策金利・昨年12月FOMC時の4.6%は上振れか?」

 

 

3月15日の米国株は下げました。下落率は、NYダウが約0.5%、ナスダック指数は0.96%でした。

 

 

米国時間20日にFOMCの結果が公表されます。FOMCメンバーによる経済見通し・政策金利見通しが公表されます。前回12月FOMC時におけるメンバーの政策金利予想(今年24年末)を以下に記載します。

 

 

FOMCメンバー予想(2312月)

24年末政策金利

5.255.50 2

5.005.25 1

4.755.00 5

4.504.75 6

4.254.50 4

4.004.25 0

3.754.00 1人

 

 

今年12月末の政策金利について、メンバーが予想する中央値は4.6%でした。現状の5.25%~5.50%に対して、0.775%ほど低い金利でした。つまり「24年中に0.25%の利下げ3回」と、当時のマーケットは受け止めました。

 

 

FED WARCHによると、今年12月の政策金利について、米国時間15日段階では次のような確率が示されています。

 

 

4.254.50% 23.3

4.504.75% 34.3

4.755.00% 25.1

5.005.25%  9.0%

 

 

今回のFOMCにおいて、メンバーが今年末の政策金利に対してどんな見通しを示すのか、注目されます。

 

 

昨年12月FOMCにおけるメンバー予想の中央値を以下に示します。

 

24年末

GDP 1.4

失業率 4.1

PCEインフレ率(総合)2.4

PCEインフレ率(コア)2.4

 

 

24年末のPCE物価上昇率は、総合・コアとも2.4%の上昇が予想されています。このインフレ率予想がどう変化するか、注目されます。

 

 

 

3月16日正午記

 

 

 

 

 

 

 

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