お知らせ:

マーケットプレス

番組へのお便りはこちら

「米国市場では半導体関連株が続伸」

「TSMC6%高、2月月次売上高発表を前に2日間で12%高」

 

 

 

3月7日の米国株は上げています。日本時間8日午前5時15分現在、NYダウは0.2%上昇、ナスダック指数は約1.4%上昇しています。

 

 

7日の東京市場では、半導体関連株が軒並み大幅安となりました。しかし、米国市場で半導体関連株は続伸しています。NVDAは約4%上昇し、時価総額は2兆3000億ドルを超えてきました。TSMCは6%上昇、インテルは3.4%上昇です。

 

 

8日に2月月次売上高の発表を計画するTSMCの株価は、6日終値に対して8日高値まで12%も上げています。1月売上高の実績は2157億台湾ドル(+7.9%)でした。2月7日に1月月次売上高を発表した際、TSMCの株価は急騰(2月6日119ドル→2月8日133ドル)した経緯があります。今回も月次売上高発表を前に思惑が働いているようです。

 

 

               ☆

 

 

大阪ガス(9532)は7日、24年3月期と25年3月期の配当方針を発表しました。今年度24年3月期の年間配当金は72円50銭とします。従来計画は65円でした。来年度の25年3月期は年間95円を計画します。

 

 

大阪ガスは従来、連結配当性向30%以上を基本方針としてきました。同日発表された中期計画において、株主資本配当率(DOE)3.0%を目指す方針が公表されました。大阪ガスの12月末現在の1株当たり株主資本は約3900円です。

 

 

大阪ガスは、来年度25年3月期の連結営業利益の計画を1235億円(24年3月期計画1395億円)としました。

 

 

今週は、配当方針にDOEを導入して年間配当金を大幅に増やすと発表した大林組の株価がストップ高となる場面がありました。自己資本が充実し、かつ安定的な利益を確保する体質の企業がDOEを導入するケースが増えています。

 

 

3月8日午前5時30分記

 

 

 

お知らせ

お知らせ一覧