「日経平均先物、2日朝6時の終値は40190円」
「米国株高・金利低下」
「2月ISM製造業景況指数は47.8(-1.3)、雇用指数は45.9(-1.2)」
3月1日の米国株は上昇しました。主要株価指数が高値更新です。上昇率は、NYダウが0.2%、ナスダック指数が1.1%でした。2月ISM製造業景況指数のさえない内容を受け、10年債利回りは0.07%P低下・4.18%となりました。
日経平均先物夜間取引の終値(2日朝6時)は40190円でした。
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ISMは1日、2月の製造業景況指数を発表しました。
ISM製造業景況指数(2月)
PMI 47.8(-1.3)
新規受注49.2(-3.3)
生産 48.4(-2.0)
雇用 45.9(-1.2)
低調な数字です。雇用指標の発表が相次ぐ週に入りますので、ISM製造業雇用指数の推移を以下に記載します。
ISM製造業雇用指数の推移
11月 46.1
12月 47.5
1月 47.1
2月 45.9
2月の米国製造業においては、雇用が「増えている」と答えた企業の割合が10.9%、「減っている」が18.6%でした。
以下に企業側からのコメントを抜粋して掲載します。
「売上増加。納期は4-6月期が多い」[化学製品]
「1-3月期は低調だが、2024年の残りは好調に推移する。成長予測を引き上げている可能性もある」 [輸送用機器]
「1-3月期の数量は10-12月期の高水準と比べて落ち込む。物流投資により、一貫した生産シフトを維持している」 [食品・飲料・タバコ製品]
「中国、日本、欧州で軟調継続」[コンピュータ&エレクトロニクス製品]
「需要はようやく回復。注文は通常の1月・2月水準に近づいている。1月は12月と比較して22%増、2月は1月と比較して26%増となった」{機械}
「受注は、先月と比較して増加も減少もなく、安定。この安定状態が予算通り。今後2、3ヶ月は2%から4%増加する」[金属加工製品]
「全体的に安定している。いくつかの原材料のリードタイムは改善している」[その他の製造業]
「今月は段々と強くなっているようだ。市場のボラティリティは高く、価格は横ばいから下降している」[第一次金属]
「売上が増加。新たな顧客需要に対応するため、工場と組立に圧力がかかっている」[電気機器・家電・部品]
3月2日午前6時40分記