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「鉄鋼株が上昇、日本製鉄の配当金増加予想」

「メガバンクがそろって高値更新」

「バリュー株人気・循環物色効く」

 

 

2月27日の東京市場では、鉄鋼株が上昇しました。鉄鋼株には、大和証券による業績見通しの引き上げが実施されました。

 

 

 

日本製鉄(5401)の実力事業利益

(大和証券、カッコ内は従来予想)

243月期 8952億円(8302億円)

253月期 9061億円(8535億円)

263月期 1607億円(9810億円)

 

 

来年度の25年3月期にかけて、「原料炭事業会社のElk Valley Resources の利益寄与開始、紐付スプレッドの正常化等」が増益要因になると見られています。

 

 

大和証券では、日本製鉄の年間配当金について、今年度と来年度が160円、26年3月期は220円と予想しています。配当利回りの高い企業として注目され、27日の株式市場で上昇しました。JFEHDの株価も上昇しました。

 

 

銀行株も買われました。三菱UFJフィナンシャルグループは1週間ぶりの昨年来高値更新です。三井住友FG、みずほも高値更新です。鉄鋼株、銀行株は日本における典型的なバリュー株(低PBR銘柄)です。バリュー株人気を映す現象です。

 

 

日経平均の史上最高値更新を演出したのは半導体関連株です。その後、レーザーテック、東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体関連株が16日高値をまだ抜けない中で、銀行や鉄鋼株が足元では上昇しています。うまく人気銘柄の循環が効いています。

2月27日午後3時10分記

 

 

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