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「半導体関連株が乱高下」

AMATが時間外取引で12%上昇」

「短期急騰に伴う過熱感警戒も」

 

2月16日の日本株は上昇しました。人気の半導体関連株の中には、乱高下する銘柄がありました。SCREENHDは大幅高となって連日の高値更新となった後、一転して大幅安に転じました。振幅の大きな値動きです。

 

 

米国の半導体製造装置メーカー大手アプライドマテリアルが米国時間15日、11-1月期決算を発表しました。売上高の実績・計画とも予想を上回ったとして、アプライドマテリアルの株価は時間外取引で12%も上昇しました。

 

 

時間外取引におけるアプライドマテリアルの株価大幅上昇が「16日の米国半導体関連株高」につながるとして、東京市場でも半導体製造装置の株価が上昇しました。

 

 

ただ、その後は波乱症状です。東京エレクトロンの株価は、先週末9日終値に対して本日の高値まで約25%も上昇しています。短期的な過熱感を抱く投資家も多いようで、人気株は乱高下しています。

 

 

前日も書きましたが、来週の米国時間21日水曜日にはNVDAが11-1月期決算を発表します。中長期に渡る半導体市場成長が背景要因なので、3か月の成果が重視される訳ではありません。

 

 

しかし、目の前に提示された材料をできる限り拡大解釈して投資に生かすのが株式市場の特性です。決算発表の後、NVDAの株価は大幅高も大幅安もあり得ます。決算発表の前の段階で買いポジションが縮小するとの仮説も頭に置いておきます。

 

 

2月16日午後3時10分記

(次回は20日火曜日掲載)

 

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