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「半導体関連の主力株、総じて昨年来高値を更新」

「来週21日にNVDAが決算発表」

「それでも上値を買い続けるか?」

 

 

2月15日の東京株式市場では、半導体関連株が引き続き人気です。ディスコ、TOWA、ローツェ、SCREEN、アドバンテスト、東京エレクトロンなど、主力半導体関連株がそろって昨年来高値を更新しています。

 

 

来週21日にNVDAが11-1月期決算を発表します。これまでのNVDAの決算動向を以下に示します。

 

 

NVDAの売上高

24月期  71億ドル

57月期 135億ドル

810月期 181億ドル

111月期 200億ドル(計画)

 

 

NVDAのデータセンター向け売上高

24月期  42億ドル

57月期  103億ドル

810月期 145億ドル

111月期 ?

 

 

NVDA1株利益

24月期 1.09ドル

57月期 2.70ドル

810月期 4.02ドル

111月期 ?

 

 

NVDAの昨年末の株価は495ドルでした。14日の取引時間中の高値は742ドルです。株価は1か月半で約5割も上昇しています。この期間、メタのザッカーバーグ氏によるGPU大量購入計画等も明らかになり、中期収益拡大への期待は盛り上がっています。11-1月期の売上高が会社公表通りの200億ドルだったら、「もっと増えると思って株価は上昇していたのに...」と失望されることもあり得ます。

 

 

株価が大幅に上昇しているので「売上高急成長に対する期待値」の株価面への織り込みは進んでいます。NVDAの決算発表まであと1週間足らずです。NVDAは世界の半導体関連株のリーダーです。株価動向は世界の半導体関連株に影響を与えます。その決算発表を控え、半導体関連株上昇の動きが短期的に抑制されても不思議ではないと考えます。

 

 

2月15日午後3時10分記

 

 

 

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