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「パウエル議長――3月利下げは"probably not the most likely case"(おそらく最も高いケースではない)――可能性5割以下(?)」

 

 

 

1月31日の米国株は下げています。日本時間午前5時20分現在、NYダウは0.5%、ナスダック指数は1.6%下げています。前日に決算を発表したアルファベット(グーグル)が6%、マイクロソフトが約2%、AMDが1%台の下落率です。大型IT株の下落がナスダック指数の下げをもたらしています。

 

 

FOMCの結果が公表されました。金融政策現状維持です。報道によると、パウエル議長は記者会見の席上で「3月のFOMCにおける利下げは、おそらく最も高いケースではないし、我々が呼ぶベースケース(基本となるケース)でもない」と述べたとのことです。インフレ率の低下について、より多くの証拠を見たいとの認識を明らかにしたとのことです。

 

 

          ☆

 

 

昨日は電子部品メーカーTDKの決算説明会に出席しました。TDKは24年3月期の連結営業利益を従来計画の1500億円に対して1700億円に上方修正しました。

 

 

為替の円安が大きな修正要因ではありますが、1-3月期に新規に計上する構造改革費用120憶円を吸収しての上方修正です。為替を除いた事業の本質の部分でも上方修正されました。

 

 

10-12月期以降に、中国スマホの数量が回復しました。データセンター向けHDDについても7-9月期が大底となり、10-12月期から回復しています。

 

 

25年3月期の事業環境に対する会社側の認識を以下に記載します。

 

 

「自動車全体の伸びはせいぜい1-2%。しかし、電気自動車は20%ぐらい伸びる。電気自動車の伸びに合わせて受動部品もそこそこ伸びる。センサも電気自動車に合わせてそこそこの伸び」

 

「スマホは回復だが、せいぜい台数ベースで2%程度の伸びか」

 

HDDは緩やかに伸びる」

 

 

2月1日午前5時30分記

 

 

 

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