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「インテル12%安⇔AMD5.8%高」

PCE価格指数=総合+2.6%、コア+2.9%」

 

 

1月26日の米国市場では、NYダウが0.1%上昇する一方で、ナスダック指数は0.3%下落しました。

 

 

前日に決算を発表したインテルが11.9%下落しました。しかし。インテルの大幅安は他の半導体関連株には影響しませんでした。AMDは5.8%上昇、TSMCは0.6%上昇です。NVDAは0.9%の小幅安でした。

 

 

             ☆

 

 

商務省は26日、個人消費支出(PCE)の価格指数を発表しました。重要視される物価指数です。総合物価指数の伸び率は、前年同月比2.6%となりました。11月と同じ伸び率です。

 

 

コア物価指数の伸び率は+2.9%となりました。3%割れです。11月の3.2%から大きく鈍化しました。

 

 

PCE価格指数の推移(前年同月比、%)

総合

83.3

93.4

102.9

112.6

122.6

 

コア(除く食糧・エネルギー)

83.7

93.6

103.4

113.2

122.9

 

 

昨年12月のFOMCにおいて、メンバー予想の中心値は総合で2.8%、コアで3.2%でした。FOMCの見方よりも現状の物価指数は鈍化しています。この物価指数は、米国時間1月31日に公表されるFOMCの内容・パウエル議長の会見内容にも反映されます。

 

 

FEDWATCHによると、3月FOMCの利下げ確率は約47%、1週間前と変わっていません。6月FOMCまでに3回以上の利下げが実施される確率は37%です。

 

 1月27日午前7時30分記

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