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「金利上昇・米国株下落」

「12月小売売上高は前月比+0.6%、前年同月比+5.6%」

「12月自動車販売が伸びる」

 

 

 

1月17日の米国株は下げています。日本時間18日午前5時25分現在、NYダウの下落率は0.5%、ナスダック指数は約1%です。

 

 

10年債利回りは、前日比0.06%Pほど高い4.12%台まで上昇しました。昨年12月27日の3.78%に対して0.34%P上昇しています。ナスダック指数の取引時間中高値は12月28日の15150Pです。金利のボトムとナスダック指数のピークが一致します。金利上昇とともに、高値を抜けなくなっているのですね。

 

 

物価上昇がしつこく、今年の利下げは簡単には進展しないかもしれない――そんな考え方が金利上昇につながっています。

 

 

             ☆

 

 

商務省は17日、12月の米国小売売上高を発表しました。前月比+0.6%、前年同月比では+5.6%となりました。強い数字です。今年夏からのデータを時系列で見ると、強さがわかります。

 

 

米国小売売上高(前月比)

 7月 +0.5

 8月 +0.8

 9月 +0.7

10月 -0.2

11月 +0.3

12月 +0.6

(前年同月比)

 7月 +2.6

 8月 +2.9

 9月 +3.8

10月 +2.2

11月 +4.0

12月 +5.6

 

 

念のため、季節調整をしていない生の12月売上高を見ると、7714億ドル(前年同月比+4.0%)でした。堅実な数字です。

 

 

業来別では、「自動車・自動車部品」が前月比+1.1%、前年同月比+10.3%と大幅な増加となりました。12月に米国内で自動車販売が好調だったとの事実を覚えておきます。

 

 

「衣料品」も前月比+1.5%、前年同月比+4.3%と好調でした。

 

 

好調な小売売上高は、金利上昇の一因となりました。

1月18日午前5時30分記

 

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