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NY連銀製造業景況指数は"-43.7"に大幅低下」

「米国株安―――NVDAAMDは高値更新」

「信用売り残が大幅増加、3年10カ月ぶりの増加幅」

 

1月16日の米国株は下げました。下落率は、NYダウが0.62%、ナスダック指数は0.19%でした。

 

 

航空機の安全問題が警戒されるボーイングが大幅安です。ロッキードマーチンやスプリットエアロシステム、RTXなど、航空機ビジネスに関連する銘柄が総じて安くなりました。

 

 

半導体関連の主力株が買われました。NVDAは史上最高値を更新、AMDは52週高値更新です。AI市場の成長に関するアナリストレポートが刺激材料になったとのことでした。

 

 

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NY連銀が16日発表した1月の製造業景況指数は「-43.7」となりました。前月の「-14.5」に対して29.2Pの大幅低下です。景気が上がっているとの回答が10.4%、落ちているとの回答が54.2%でした。新規受注や出荷の項目指数が大幅に低下しました。株安要因です。

 

 

「先行き指数」は「+18.8」となり、前月比6.7P上昇しました。

 

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ドイツの調査機関ZEWは16日、1月の景況調査(アナリスト173人に対するアンケート調査)を発表しました。ドイツ景気の先行き指数は、前月比2.4P上昇の「+15.2」となりました。米国景気の先行き指数は前月比12.2P上昇の「-8.3」でした。

 

 

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東証は16日、1月12日現在の信用取引残高を発表しました。12月29日段階と比べて、買い残が大幅減少して、売り残が大幅増加となりました。

 

12日現在の信用取引残高(12月29日比)

買い残1638億円減少

売り残1705億円増加

 

 

買い残は、昨年12月15日の「1891億円減少」以来の減少幅となりました。

 

 

売り残は、2020年3月27日の「2642億円増加」以来、3年10か月ぶりの増加幅でした。

 

 

信用取引を活用している投資家が買いポジションを減らし、売りポジションを増やしたことになります。売り残の水準は8736億円となりました。

 

1月17日午前6時記

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