「中国塗料が上方修正→時間外取引で上昇、高島屋も営業利益上積み」

１２月２５日の主要欧米市場は、クリスマスのため休場です。日本国内では、今週から１１月締めの決算内容が徐々に発表されていきます。本日は、２５日に発表された企業決算・業績修正内容の一部を紹介します。

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高島屋が２５日発表した９カ月累計決算（３－１１月期）は、売上高３３４１億円（前年同期比＋５．２％）、営業利益３３２億円（＋４５％）となりました。

同社は２４年２月期の営業利益について、従来計画に対して１０億円上方修正し、４５０億円（＋３８％）としました。

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しまむらが２５日発表した１１月２０締めの９か月決算において、営業利益は２．５％増益の４５６億円でした。直近３カ月については１５４億円（約１％減益）でした。

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船舶用塗料メーカーの中国塗料（４６１７）は２５日、２４年３月期の営業利益を従来の８４億円に対して１０５億円（前期実績の３８億円に対して２．７倍増）に上方修正しました。

要因は違いますが、先週末２２日には三井E&S（７００３）が業績見通しを上方修正しました。２５日の三井E&Sの株価は１０％の急騰となりました。三井E&Sに続き、中国塗料も業績上方修正を発表したことで、船舶関連の需要増加への意識が高まる可能性もあります。中国塗料の株価は２５日の時間外取引で上昇していました。

１２月２６日午前６時５０分記