「２２日の米国株は小動き」

「１１月PCE価格指数は＋２．６％（１０月＋２．９％）」

「１１月新築住宅販売件数は減少続く」

１２月２２日の米国株は小動きでした。NYダウは０．０５％下落、ナスダック指数は０．１９％上昇しました。NYダウ採用銘柄では、決算発表翌日のナイキが１１．８％も下落しました。インテルは１．９％上昇し、５２週高値更新です。

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商務省は２２日、１１月のPCE（個人消費支出）価格指数を発表しました。総合は前年同月比２．６％、コア（食品・エネルギーを除く）は３．２％となりました。前月よりも伸び率が鈍化しています。時系列で示します。

PCE価格指数

（前年同月比、％）

総合

8月3.3                             

9月3.4

10月2.9

11月2.6

コア

8月3.7                             

9月3.6

10月3.4

11月3.2

１２月FOMCのメンバー予想の今年末におけるPCE価格指数の伸び率は３．２％でした。１１月の時点で既に３．２％となりました。物価上昇の鈍化・来年の利下げ政策を追認する内容です。

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商務省は２２日、１１月の新築住宅販売件数を発表しました。年率換算で５９万件となり、前月の６７万２０００件に対して１２％減少しました。今週に全米不動産協会から発表された中古住宅販売件数は０．８％増加していました。しかし、新築販売は減少が続きました。時系列で掲載します。

新築住宅販売件数の推移

（単位　1000件）

8月654

9月700

10月672

11月590

新築住宅販売件数は昨年１１月の５８万２０００件以来の低水準でした。

今週に発表された住宅着工件数は前月比１４．８％も増加していました。新築住宅の着工増加で供給される物件が増え、そこに住宅金利低下が加わって、住宅購入が活発になるか、そこが来年の焦点です。全米不動産協会では、来年の中古住宅販売件数を４７１万件（今年の予想４１０万件に対して１３．５％増加）と予想しています・

１２月２３日午前７時１０分記