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「日本株安――"ダイハツ・全工場停止"も響く」

「24年のPC、スマホ、データセンター市場は拡大――マイクロン」

 

 

12月21日の日本株は下げました。「米国株安を受けて反落」です。前日に日経平均は、今年の高値付近まで上昇していたので、利益確定売りの出やすいタイミングだったのでしょう。

 

 

そこに「品質不正によりダイハツ、全工場停止」の悪いニュースが加わりました。自動車生産の停止は、自動車関連企業や半導体供給企業の事業にも悪い影響を与えます。多くの株が売られました。

 

 

            ☆

 

 

しかし、来年2024年の事業環境は悪くないようです。米国時間20日取引終了後に決算を発表したマイクロンの事業環境に関するコメントを以下に記載します。

 

「24年のPC市場は一桁の半ばから低い方の伸び(3-6%成長?)になる」

 

「スマホは緩やかに回復している。各社がAIスマホを発売する。1台当たり4~8ギガバイトのDRAM容量が追加される。AIの付加価値によってメモリー量が増加する」

 

「24年のサーバー向けは、一桁台半ばの増加」

 

「24年を通じて事業基盤は改善する25年暦年ではトータル・アベイラブル・マーケット(獲得できる可能性のある全体の市場規模)が最高になる」

 

AIが最終市場全体にもたらす莫大な機会を活用する」

 

「当社の高帯域幅メモリー(非常に高いデータ伝送速度を持ったDRAM)は、顧客から高い評価を得ている。競合他社の製品よりも、性能が約10%向上し、消費電力は約30%削減されている」

 

 

来年の半導体市場は今年よりも拡大します。この市場が拡大するならば、株式市場が大崩れする可能性は低くなると考えます。

 

 

12月21日午後3時10分記

 

 

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