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「米国株高、原油高」

「11月住宅着工件数、前月比で14.8%の大幅増加」

「"来年は利下げ、景気は悪くない..."」

 

 

12月19日の米国株は上昇しました。同日発表された11月の住宅着工件数が良い内容となりました。来年の利下げ方針が確認される中で、良い経済指標が発表され、株高です。「来年は利下げが続く、しかし、景気が落ちるわけではない。株式市場にとっては良い環境だ」との認識が株価を押し上げています。

 

 

「金融引き締めの長期化」の重石が取れた意味合いは大きいのですね。

 

 

11月住宅着工件数は、年率換算で156万件となりました。10月の135万9000件を14.8%上回りました。

 

 

住宅着工件数の推移(単位1000件)

81305

91356

101359

111560

 

 

11月になって、着工件数が大幅に切り上がりました。季節調整をしない原数字は12万500件でした。10月は11万3700件、昨年11月は11万1100件でした。原数字では前年同月比8.4%増加です。

 

 

住宅着工許可件数の推移も見てみましょう。住宅着工の先行指標とされるデータです。

 

 

住宅着工許可件数(単位 1000件)

81541

91471

101498

111460

 

 

11月の住宅着工許可件数は146万件でした。前月比で2.5%減少しました。

 

 

原油価格は2日続伸し、73ドル台です。13日の67ドル台に対して、1週間足らずで6ドルほど上昇しています。景気指標が強くて、原油価格も上昇していると、債券の利回りは上がりそうですが、19日の米国10年債利回りは低下しています。ここには、日銀の金融政策現状維持が効いたのかもしれません。

 

 

12月20日午前6時10分記

 

 

 

 

 

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