「ボーイング4%高→NYダウを支える、航空機受注発表が相次ぐ」
「電気自動車関連株も上昇」
「ナスダック指数は小幅安」
11月13日の米国市場では、NYダウが上げる一方で、ナスダック指数は下げました。NYダウの上昇率は0.1%、ナスダック指数は下落率0.2%でした。「10月消費者物価指数の発表を翌日に控えて方向感に乏しい展開」と表現されます。
NYダウ採用銘柄では、ボーイングが上昇率トップとなりました。4%上昇です。
ボーイングの株価(13日)
204.54ドル(+7.89ドル、+4.01%)
ボーイングは13日付で複数の受注に関する発表をしています。以下に引用します。
「エミレーツ航空、ボーイング・ワイドボディ機を100機近く追加発注」
「世界最大の777運航会社が777-9を55機、777-8を35機購入し、777Xの受注残を205機に拡大」
「フライドバイ、初のワイドボディ機となるボーイング787ドリームライナーを30機発注」
「ドバイを拠点とする航空会社、全機737型機に787-9型機を追加し、新規路線の開設と就航都市を拡大へ」
「ロイヤル・ヨルダン航空、ボーイング787-9ドリームライナーの発注で長距離路線機材を拡大」
「燃費効率の高い787型機の最新発注で、同航空の成長計画をサポート」
「サンエクスプレス、ボーイング737 MAXを最大90機購入」
「トルコの大手レジャー航空会社、737型機を2倍以上に増やし、今後10年間で最大150機体制へ」
「ロイヤル・エア・モロッコ、ボーイング787ドリームライナー2機の発注を確定」
「ボーイングとモロッコのフラッグ・キャリアは55年以上のパートナーシップを築く」
ボーイングの13日の発表は、中長期的な航空市場の拡大を示すとして投資家から好感されました。
14日の東京株式市場では、13日の米国市場におけるボーイングの4%高を参考に航空機関連株が人気となる可能性があります。
また、13日の米国市場では、テスラ、リビアン、ルシード等、電気自動車メーカーが4%~5%の上昇率となりました。
11月14日午前6時50分記