「ナスダック指数が7連騰、アップルはNYダウ採用銘柄で上昇率トップに」
11月6日の米国株は上げました。上昇率は、NYダウが0.1%、ナスダック指数は0.3%でした。NYダウは6連騰、ナスダック指数は7連騰です。
10年債利回りは、先週末よりも0.1%Pほど上昇して4.66%台となりました。「金利高・株高」です。先週は「金利低下・株高」でしたが、6日は債券が反落する中で、株価は小幅高となりました。
NYダウ採用銘柄で上昇率がトップとなったのがアップルです。
アップルの株価(6日)
179.23ドル(+2.58ドル、+1.46%)
アップルは2日に決算を発表しました。翌日3日の株価下落が話題でしたが、6日は反発です。決算発表では、製品売上高が減少する一方で、サービス事業が拡大しています。
アップルの7-9月期
売上高 894億ドル(-0.8%)
(製品) 671億ドル(-5.3%)
(サービス)223億ドル(+16.2%)
製品売上高は減少しましたが、コスト(原価)が低下しています。以下を見ると、製品のコスト減少がわかります。
コスト 490億ドル(-5%)
(製品) 425億ドル(-8.1%)
(サービス)64億ドル(+14.4%)
売上高は減収ですが、コスト低下によってアップルの粗利益は404億ドル(+6%)となりました。販売管理費も抑制した結果、利益は増加しました。
アップルの利益
営業利益 269億ドル(+8.3%)
純利益 229億ドル(+10.7%)
1株利益 1.46ドル(+13%)
減収でも、1株利益を13%も増やしました。ここにアップルの体質の強さが示されています。
11月7日午前7時記