＊写真上：リモート出演中のジェフ・ハウイ氏｜写真左/同時通訳：和崎誠夫氏（フィリップ証券 執行役員参与 営業本部 ソリューション部長）

ラジオNIKKEI第1で毎平日朝8時から生放送「おはようマーケット」木曜人気コーナー「ファイナンシャル・ジャーニー」11月16日放送回に、シンガポール証券取引所 マーケット・ストラテジストのジェフ・ハウイ（Geoff Howie）氏がリモートでLIVE出演。ポッドキャストでアーカイブをお聴きいただけます。
ハウイ氏はシンガポール経済の現状と今後について、マクロ視点、デジタル化とサステナビリティ志向への転換、シンガポール証券市場の特性（３大銀行のシェアが大きい）などをわかりやすく解説されました。そして最後にシンガポール経済の展望として上振れシナリオ／下振れシナリオに分けてブレイクダウン。前者は中国を含む対外成長が予想を上回ること、そして世界的なハイテク・サイクルの回復を挙げ、後者として世界経済が予想よりも悪化すること、そして中国の成長鈍化に伴う波及効果、およびインフレ圧力によるリスクを指摘されました。いずれのシナリオになるにしても、共通項として鍵を握るのは中国経済の成長具合となります。
そして短期的に上振れ、下振れどちらになるにせよ、シンガポールの国際金融ハブとしてのステータスはゆるぎない、とシンガポールの今後に対してポジティブな展望を持っているとのことでした。

★放送のFULLヴァージョンはポッドキャストでお聴きいただけます。
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