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マーケット・トレンドDX

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hktt.jpgOPECプラスは現在
昨年11月~日量200万バレル、
今年5月~追加で日量115.7万バレルの 減産を実施しています。

6/4、OPECプラス会合では この減産の実施期間を
今年末から来年末まで 1年延長することを決定しました。

加えて、サウジアラビアは
7月、日量100万バレルの減産を 自主的に行うことを決定。

この減産発表で原油価格は 一時的1バレル75ドル台にまで上昇するも
6/12、再び70ドル大台を割れまで下落しています。

サウジアラビアのエネルギー相は
原油市場の空売り筋に「気を付けろ」 と警告していましたが、
産油国の思うように 原油価格が上がらなくなっています。

この背景には一体何が?

小菅氏は原油先物市場の取組高の減少、
そしてアルゴリズムトレードが主流となった
昨今の市場参加者が、原油の需給を見ていないことを指摘しています。

象徴的だったのが6/7発表された中国5月貿易収支への反応。
中国5月輸出は7.5%減、輸入は4.5%減の弱い内容で原油は売りで反応しました。

しかし、統計をよく精査してみると
5月の中国原油輸入量は12.2%増、 1-5月期でも6.2%増と
中国の原油輸入量は大きく増加していたのです。

原油相場は「中国の需要拡大で買い」ではなく
「中国マクロ指標悪化で売り」が 続いているのが実情なのです。

ではここからの原油価格見通しは?

マーケット・エッジ代表取締役 小菅努氏に解説いただいています。

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