OPECプラスが減産を開始しても原油が上がりません。
コモディティ先物取引は買い手のコスト負担が大きいのです。
買い手が担う金利負担、そしてコモディティには保管費用もかかります。
コロナショック時に原油がマイナス40ドルにまで
売り浴びせられたのはこのためですね。
コスト負担に耐えられない買い手の投げ売りが殺到したのです。
この1年で急上昇した金利、ロシアのウクライナ侵攻を材料に
高値で買いすぎたロングを保有し続けるのは難儀とあって
原油ロングのリスクポジションは縮小しています。
それでも需給が引き締まっていれば
コモディティは上がるものですが、
足元懸念されるのは需要の弱さ。
期待された中国の正常化による需要増が見られません。
ここからの原油相場展望は
住友商事グローバルリサーチ
チーフエコノミスト 本間隆行さんの解説をぜひ。
https://www.radionikkei.jp/podcast/trenddx/2023523.html
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