NT倍率、今日9/26は13.62とまたも今年最低を更新しました。

NT倍率とは【日経平均÷TOPIX】 数値が高ければ日経平均優位。
つまりTOPIXが強い展開が続いているということです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は元証券ディーラーたけぞうさんにお話を伺いました。

【TOPIX】を取り巻く状況は～
・トヨタが強い。
　第1四半期営業利益は1兆1209億円で前年同期比93.7％増
　今後も円安が寄与し強い展開が期待できます。

・三菱UFJ、三井住友など
　金利上昇で利ざやが利益になるとされる銀行セクターが強い。
　三菱UFJが気がつけば時価総額2位に浮上しています。
　
・NTTも人気。株式25分割で2万以下で購入可能となり
　NISAで人気のようです。IWON構想なども期待されています。
  
【日経平均】を取り巻く環境は～

・ファーストリ、ダイキンなどの
　値がさが中国経済への警戒で冴えません。

・アドバンテストなど半導体が
　ＴＳＭＣが半導体製造装置の納入延期を
　取引メーカーに要請したことなどを受け軟調。
　
また、テクニカル的な話ではありますが
28日の9月末配当・株主優待の権利落ち日を迎え、指数連動型の
パッシブファンドによる配当再投資に伴う先物買い需要は
日経平均先物で1500億円強、
TOPIX 先物では約9000億強と見込まれていることも
TOPIXが強い背景とも指摘されているようです。

そのほか、日経平均入れ替えに伴う需給からも
日経平均組入銘柄が売られやすいという側面も。

さて、ここからの注目は？

たけぞうさんはここからの中間決算シーズンは
株主還元増加が期待されるとお話くださいました。

株主還元強化余地の高い企業に注目しておくといいかも。

詳しくはポッドキャスト配信で
たけぞうさんの解説をお聞きくださいね。

iTune： https://is.gd/FCaOvd
Spotify： https://is.gd/lEMOp4

※番組の中で10月からの日経平均採用銘柄として、「レーザーテック」「ニトリHD」「ディスコ」の3社を紹介しましたが、正しくは「レーザーテック」「ニトリHD」「メルカリ」の誤りです。お詫びして訂正いたします。