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WTI原油は10ヶ月近くも65~85ドルのボックス相場を演じていましたが
7月頃から地合いが好転、9/28に95.03ドルまで上昇しました。
市場には、需給状況から100ドル台への上昇予想も出ていましたが、
ここ数日値を崩しており、再び90ドル台を割り込んでいます。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケット・エッジ代表 小菅努氏をお迎えし
原油の需給と今後の見通しを伺いました。

足元の下落は、止まらぬ米金利上昇とドル高で金融市場が
リスクオフムードを強めていることや、
明日10/4のJMMC(OPECプラス合同閣僚監視委員会)への
警戒があると言います。

原油価格が高騰してきたことで、自主減産を続けている
サウジアラビアとロシアの供給削減策の調整があるのでは?
という思惑から手仕舞い売りが広がっているとの観測。

減産枠を縮小するということは、供給量が増えるということですから
原油の下落要因となりますが、小菅氏は出口戦略の開始は価格調整の
成功を意味するとして、再び価格は上昇すると予想されています。

また、ロシアが9/21~ガソリンとディーゼル油の輸出を停止に
踏み切っていることや、ガソリン、経由などの石油製品在庫が
過去5年平均の下限付近であること、
さらに米国の原油そのものの在庫も低水準であることなどを解説くださいました。

では世界のエネルギー需要はどうなのか?
そして原油の需給から今後の価格展望は?

詳しくはアーカイブ配信で小菅さんの解説をお聞きくださいね。

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