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 [底入れの兆しがうかがえるコモディティだが...]
 
 5月6ドル割れまで値を沈めた小麦は、7月7.7ドルまで上昇。
7月17日、ロシアがウクライナ産穀物の世界市場への供給を支えていた
「黒海穀物合意」から離脱、積出し港がロシアに攻撃されるなど
供給不安が増したことによる上昇であり、
決して小麦が足りないわけではありません。

ロシアは農業銀行のスイフト復帰やアンモニア輸出ルートの確保、
保険契約の再開などを求めていますが、これは制裁を課している
G7諸国にとっては受け入れられ難い内容で、早期再開は期待薄。

効率の悪い陸上迂回ルートでの輸出が続いており、
もう1段の価格上昇リスクが燻るも合意となれば急落のリスクでもあります。

また、5月には65ドル割れまで売り込まれていたWTI原油。
足元では79ドル台まで上昇しています。

原油の需給は引き締まってきたのでしょうか?

今日は住友商事グローバルリサーチ チーフエコノミスト 本間隆行氏に
穀物、原油上昇の背景と今後について解説いただきました。

アーカイブ配信でぜひお聞きください。
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