
「再生可能ディーゼル」ってご存知ですか?
大豆油やパーム油から作られる「バイオディーゼル」とは別のものです。
今回は再生可能ディーゼルの台頭で、原油価格が下落するかも?
あるいは、大豆など穀物価格が上る可能性も、というお話です。
皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はエネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表 大場紀章氏に
お話を伺いました。
再生可能ディーゼルとは、牛脂やラードなど動物性油脂。
水素化処理の工程を経ることで従来の一般的な製油所での精製工程で
100%使用可能なディーゼル燃料を作ることができるのだとか。
鳥でも魚でも可。天ぷら油などの廃油からでも精製可能だそうで
これが米カリフォルニアで生産が伸びており
米国のディーゼル使用量の7%にまでシェアを伸ばしているとか。
工程が増える分、コストもかかりますが、
カリフォルニア州は、2035 年までに新車の販売を
100%ゼロエミッション車に限定するなど米国連邦政府よりも
厳しい環境政策を採っているためこうした取組みに補助金が出るのです。
その御蔭でここ数年で生産量は一気に4~5倍へと拡大。
設備投資も進み足元では供給が余剰となってディーゼルの価格が下落しています。
米国はこの再生可能ディーゼルを輸出しようとしており
過剰な生産によるディーゼル価格下落は
ひょっとすると原油価格を押し下げる一因となるやもしれません。
しかし、動物性油脂は無限にあるわけではありません。
動物性油脂が足りなくなると、大豆油など植物性油を使って
再生可能ディーゼルを生産する動きも出てきているとか。
廃棄されていたものの再利用は素晴らしい取り組みですが、
足元では大豆油の50%が再生可能エネルギー向けに使用されるまでになっています。
となると、ゆくゆくは穀物価格にも影響が及ぶ可能性も?
日本の取組みはどうでしょうか。
大場さんに解説いただいています。
詳しくはPodcast配信で解説をお聞きくださいね。
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