日本も年明けからグッと冷え込んでいますが、米国も気温低下により天然ガス相場が急反発となっています。気温低下で天然ガスは動いてもWTI原油価格は上がっていません。70~75ドルの狭いレンジでの推移となっていますが、なぜ原油価格はあがらないのでしょう。
皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケットエッジ代表小菅努氏にお話を伺いました。
足元原油在庫が減少しているのですが
ガソリン・暖房油の在庫が増えています。
要は製油所が原油の精製を進めたために
原油在庫は減っているだけで
末端の製品需要は決して強くないということですね。
小菅さんに
EIA原油在庫と石油製品在庫の総計の推移をグラフ化したものを
ご提供いただきましたので、こちらをご覧ください。
トータルでは昨年下旬から
エネルギー在庫は積み上がっているのがわかります。
紅海での地政学リスク、OPECプラスの原産などにも
反応しない原油市場。
なぜこんなに在庫が増えているのでしょう?
非OPECの米国、カナダ、ブラジル、ガイアナなど
メキシコ湾岸の国々の生産量が増えている?
詳しくはPodcast配信で小菅さんの解説をお聞きくださいね。
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