リスナーのみなさん、こんにちは。
グローバルヘルス・カフェのマスター、明石です。
『Master's Memory』では、
国際協力の活動で訪れた開発途上国でのワンシーンから
私が見て感じたことをつぶやいています。
今回はスリランカ編。
王様の黄金のココナッツ
昔々、スリランカに王様がいたそうだ。
王様はハンセン病という病気にかかってしまったが、
黄金のココナッツを使って病は癒えたそうだ。
色々な国に行くと、ココナッツの食べ方も少しずつ違うことに気がつく。
緑の皮部分を削って出てくるところもあれば、元の皮を付けたままのところもある。
このココナッツの上を、7センチほどナタで切り落として、ストローを入れるか、
直接、切り口に口をつけて中身のジュースを飲むのだ。
ココナッツの実そのものも、国によってはよく熟れたのを好む国もあるし、
あまり熟していないのを好む国もある。
熟した実の内側に付いた7~8ミリの厚さの白い果肉を
ナタで切り落とした蓋の部分を使って削ぎ落としながら食べる国もある。
青い空と、白い雲と、緑のヤシの木。
すりガラスのような、その白っぽくて透明なジュースの味を今でも思い出す。
どんな味だっただろうか。ぼんやりとした記憶に、また飲みたくなってきた。
ココナッツジュース
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