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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議委員長
菅野 幹雄 (日本経済新聞社 常務取締役編集局長・記者塾長)

番組審議会委員(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 副理事長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第267回放送番組審議会

2007年1月23日に開催された第267回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時


2007年1月23日

出席者(番組審議会委員)

高橋委員長、加藤委員、五代委員、高見委員、土川委員、萩原委員

出席者(会社側)

小林社長、島田編成センター長、薬師神編成センターチーフディレクター、高山番組審議会事務局長

議事概要

この日の放送番組審議会では、年始特別番組「万葉の風2007~恋・言霊~」を試聴しました。現代語訳された万葉集を原文と併せて朗読、チェロの演奏とのコラボレーションで新しい万葉の世界を楽しんでいただこうというもので、朗読公演を中心に1時間番組として放送しました。試聴番組は、山上憶良の貧窮問答歌をメインに、万葉学者で佛教大学教授の田中みどりさんの解説などを加え、25分程度に編集しました。

番組試聴の後、委員の皆さんから意見を伺いました。委員の方からは……
・田中みどりさんがとても魅力的だった。舞台とラジオでは演出方法も違うが、ラジオ番組としては彼女を中心に言葉や言霊をテーマに盛り上げたほうが良かったのではないか。言霊に絞った番組も面白いかもしれない。
・新年にふさわしい良い番組と思う。万葉集を学校で習った世代なので、新鮮な気持ちで感動して聴けた。万葉集は日本人の魂の原点であり、日本人としてのDNAを揺さぶられた。
・すごく面白い。万葉集の原文と現代語訳の掛け合いで進行するが、内容がわからなくても言葉を声にして出す、身体を使うことで、原文だけでも充分伝わると思う。長歌の場合、内容が感覚として大筋で判ればいいと思うので逐一の現代語訳は必要ないのではないか。
・朗読の白坂さんはさすがベテランで、すごいと思った。万葉の土のにおいがした。相聞歌や防人の歌なども聴いてみたいと思う。
・高校や大学の教材になりうるのではないか。コンセプトとして、音を重視するか、内容を重視するかでアプローチの仕方が変わってくると思うが、着想は良い。
・ラジオ的な内容と思う。ただゆったりとした気分で聴きたい内容なので、夜の遅い時間帯とか放送時間帯を考えてほしい。
・ステージと放送部分の違いが不鮮明だった。もっと臨場感のある演出で、ステージと解説の部分とをはっきり区別できるようにしたほうがよかったのではないか。
・通常観客の感想を入れると面白くなく失敗しているケースが多いが、今回は朗読の言葉が響いたのか皆生き生きと語っており、観客の声を入れたことが成功している。
・放送の中で観客の声を入れるのはやらせと思われることもあるので本筋ではないと思う。ちょっと間違えばいやらしさも出てくる。
……などの意見が出ました。