2011年7月27日に開催された第300回放送番組審議会の概要をお知らせします。
開催日時
2011年7月27日
出席者(番組審議会委員)
岡田委員長、海原委員、沓掛委員、畑山委員、藤沢委員、横倉委員
出席者(会社側)
鈴木社長、濱崎常務編成制作局長、相川放送番組審議会事務局長、矢間番組審議会事務局、宮崎情報制作部チーフプロデューサー
議事概要
議事に先立ち、鈴木社長から「6月30日付で改正放送法が施行され、ラジオの番組審議委員会の委員の人数が『5人以上』と改定され、日経ラジオ社の放送番組審議会の規定も『委員5人以上』と改めた」との説明がありました。ただ、「日経ラジオ社の番組は多岐にわたっており、それぞれの専門の方の意見が必要なことから、委員は6人にした」とのことです。
この日の番組審議会では、「働くがん患者学校」(6月5日放送分)を試聴しました。スタジオを学校の教室に見立て、働くがん患者の方々に、自らの経験を語っていただく番組です。毎月第1週と第3週の日曜日、21時から21時半に放送しています。
番組の狙いは二つ。
二人に一人ががんになる時代。リスナーに“がん予備軍”として覚悟をしてもらおうというのが第一の狙いです。もう一つの狙いは、がん患者に“患者力”をつけてもらいたいとうことです。患者は、治療のすべてを医師に委ねることが多いのですが、自分で自分のことを捉える力をつけていただきたいと思います。
委員の方からは……
・自分の周りにもがんで亡くなったり手術で癌を克服したりする人たちがおり、貴重な番組だと思います。本人にとってはがんになるというのは特別な出来事なのでしょうが、それをこうやって共有できれば精神的にとても楽になると思います。
・働く世代ががんとどう向き合うかという番組で、現役世代に対するメッセージが印象的でした。
・米国ではいかに情報格差をなくし医療情報を伝えるかがテーマになっています。がんを怖い特別なものと捉えずに、包み隠さず情報を伝えようというこの番組の視点は新しく、その情報はがんにかかった人にとってとても貴重です。
・米国では、がんを親や子どもにどう伝えるかをビデオで解説していたりします。日本の病院は上から目線で、きめ細かいことに手が届かないことが多いですが、患者の気持ちを拾い上げるこうした試みは重要です。
・出演者同士がニックネームで呼び合っていたので、話している人のプロフィールがあると、もっと聴きやすかったのではないかと思います。
・twitterのフォロー数が少ないですが、もっとtwitterを活用する方法があると思います。不安で不安で仕方がない人たちがこの番組を通じて集まってきて、もっと情報が交換できて、もっと勇気がもらえるようになればすばらしいと思いました。
……などの意見が出ました。







