2009年12月18日に開催された第288回放送番組審議会の概要をお知らせします。
開催日時
2009年12月18日
出席者(番組審議会委員)
小孫委員長、石原委員、尾崎委員、加藤委員、五代委員、高見委員、萩原委員、宝住委員
出席者(会社側)
鈴木社長、宮崎情報制作局局長補佐、薬師神編成センター長兼番組審議会事務局長、番組審議会事務局・高山
議事概要
この日の番組審議会では、11月23日の祝日に放送した開局55周年 “いのちみつめて”スペシャル「“がん”からの出発」を試聴しました。この番組はがん患者自らが企画し、自らが語る番組で、がん患者の生きる姿を紹介し、“がん“を見つめ、“いのち”を伝えていこうというものです。今回は“出発”がテーマで、活発な活動を展開し定評のあるがん患者の会の方々に活動内容などを紹介していただきました。この日はその中から「オープニング」などのほか「在宅ホスピス協会の紹介」するコーナーをピックアップして試聴しました。
番組試聴の後で、委員の皆さんから意見を伺いました。
委員の方からは……
・在宅ケアは患者との意思の疎通が重要で信頼関係と生きる意欲が大事だという、進行役の川越先生の話は、実際そのとおりだと思う。
・川越さんのパーソナリティがよかったことに加えBGMもナレーションも聴きやすく耳にすっと入ってきた。エンデングの「神様の配慮」という詩も聴かせる内容で、家族にも聴かせたいと思った。ただ2時間半は長い。定期的にやられるのならもう少し絞ったほうがいいのではないか。
・患者向けというトライアルは非常に良かった。ただがん患者に限らなくてもいいのではないか。そのほうが発展性があると思う。
・がんのステージといってもいろいろあり、ステージによって求めるものも違う。同じような人たちの話は聴きたいと思うだろうが、リスナーは限られてしまうだろう。試みとしてはいい。
・患者さんの気持ちはそれぞれで、よくわからない。がんだけに限らない「病気電話相談室」のような番組があってもいいかなと思った。
・川越夫妻を見つけられたサーチ力はすごい。ただ生を考える番組なら死を乗り越えていくという部分が少なかったように思う。レギュラー化のためにはコミュニティ化を図る。例えば実例を交えながらリアルタイムでしかもチャットで質問ができるような番組にしたらどうだろうか。
・患者が聴いたら滅入ってくるのではないか。音楽も天国へ連れて行かれるようだし、宗教っぽさも感じた。終末ケアに限ればいい話だし、こういう良い先生がシリーズをやってもいいが、患者がほしいのは刻々と変わる幅広い多種多様な情報やデータだ。これを実務的な感じの質疑応答で提供してくれたら長寿番組に発展するのではないか。
……などの意見が出ました。







