2009年6月5日に開催された第284回放送番組審議会の概要をお知らせします。
開催日時
2009年6月5日
出席者(番組審議会委員)
小孫委員長、加藤委員、五代委員、高見委員、土川委員、萩原委員、宝住委員
出席者(会社側)
小林社長、鈴木顧問、宮崎情報制作局局長補佐、薬師神編成センター長兼番組審議会事務局長、番組審議会事務局・高山
議事概要
この日の放送番組審議会では、昨年9月29日に放送した特別番組「往復書簡 国境を越えて」を試聴しました。この番組はレギュラー番組「チャンネルアジア」の特別番組として放送されたもので、韓国にルーツを持つ歌手の盧佳世(のかよ)さんと彼女のライブに感激した東大大学院中退の派遣社員・山野泰子(やまのひろこ)さんの二人の女性の生き方を対比させ、二人の話や手紙のやりとり、盧佳世さんのライブで収録された音楽などで綴っています。
番組試聴の後で、委員の皆さんから意見を伺いました。
委員の方からは……
・人間と人間が交差してぶつかりあうような部分がなかったのが残念だ。盧さんのプロモーション番組のような気もしたが、彼女の唄にもあまり魅力は感じなかった。韓国人であるということが今はマイナスではない時代だ。
・手紙の朗読、二人の会話があり、盧さんの唄も素直に聴けた。番組全体の構成としてはよくできていると思う。映像がないだけ集中できるともいえるが、長時間番組はなかなか集中して聴き続けるのは難しい。
・大変いい番組だったと思う。皆さんそれぞれいろいろな考え方があるんだということを示唆してくれた。
・番組は良かったと思うし、盧さんの唄を聴いて感じるところがあった。ただ、対照的に山野さんの幼さがちょっとショックだった。もう少し全体を刈り込んですっきりさせれば、もっと良い番組になるのではないか。
・テーマとしては難しいが、在日韓国人のイメージも時代とともに変わってきている。個人的にはもう一体になっているのではないかと思うが、そういうところまで出せたらよかった。盧さんのライブに行って一度実際に聴いてみたい。
・国籍を売り物にしてほしくないし、死という言葉を安易に口に出してほしくない。今足りないのは後ろを振り返ることではなく先に進むこと。口先だけで人生を語ってほしくない。久しぶりに納得できない番組だ。
・好評、不評が分かれるまさに番組審議会用の番組だ。裏読みをすると、実際は山野さんをメインにして今の30歳前後の女性の生き方を表現したかったのではないか。
……などの意見が出ました。







