特集テーマ／　緩和医療

8月14日放送
タイトル／　 医療用麻薬「オピオイド」について
ゲスト／　星薬科大学　薬品毒性学教室教授　鈴木勉さん

今回は、星薬科大学　薬品毒性学教室教授の鈴木勉さんがゲスト。
星薬科大学は、「ショートショート」のSF作家、故・星新一さんの父、星一さんが創設した大学です。鎮痛薬オピオイドの使用量は、各国の緩和医療の程度を示す指標といわれますが、日本は先進国の中で最下位、韓国にも抜かれ、差は開くばかりです。日本ではオピオイドの使用に対して「依存」などの誤解がありました。鈴木先生は、「解決のためには、がん疼痛治療への適正使用を子どもたちに教育する必要がある」と指摘されています。がん年齢になってからでは、日本人に麻薬の怖さが身に付き、がん疼痛に医療用麻薬を使用しても依存性が少ないという認識に変えることは大変難しいようです。
鈴木先生のご研究やご活動全般についてうかがいます。

【放送概要】
ラジオNIKKEI第１
毎月第２・第４水曜日 よる8:40-9:00
ラジコ　http://radiko.jp　ラジオNIKKEIの放送はラジコでも全国配信中

放送後にポッドキャストとオンデマンドでも配信中

【次回予告】
８月28日（水）よる８:40 から放送予定

特集「緩和医療」の２回目
「　社会薬学からみた薬剤師の役割　」

ゲスト／　北里大学　薬学部　教授　鈴木順子　さん

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