☆白井特別

　その昔、ブームとなった生き物として真っ先に思い浮かぶもののひとつが"ウーパールーパー"。一時期は、ＴＶで引っ張りダコだったのに、いつの間にか姿を消しましたからねぇ。そんなウーパールーパーなのですが、スイスの某大学が研究したところ、脳を切り取っても、しばらくすると再生して元に戻るという仕組みの解明に成功したというニュースが報じられました。ちなみに、ウーパールーパーなどの両生類の多くは、脳だけではなく、手足や心臓なども再生するんだそうで。ま、詳しい内容はおつむの弱い自分には難しいので割愛しますが、生命の神秘を感じますな。で、ウーパールーパーの脳に関しては、哺乳類とも似ている部分があるそうで、研究が進めば、ゆくゆくは人間の脳も再生される時代が来るかもしれませんね。

　さて、今週の予想は日曜中山白井特別で本命はフラワリングナイト。1勝クラスを勝った前々走北斗特別(函館芝2000m)は、前半3ハロン35秒4と澱みのない流れのなか、向正面過ぎから徐々に押し上げると、直線では2着馬との長い競り合いを制したもの。ペースが違うとはいえ、時計も同週の3勝クラスよりコンマ2秒速いなど、評価できるレースぶり。前走HTB賞(札幌芝2000m)は、スローペースで先行有利な展開のなか、多頭数の大外枠に加えて、発馬で後手を踏んで、終始、外々を回らされる厳しい展開もあり10着と敗れましたが、上がり3ハロンでは最速タイムの末脚を使うなど、見せ場は作ったといえます。今回は少頭数ながらニシノオイカゼ、バルドルブレイン、ミズリーナなど先行したい馬が揃い、澱みのない流れとなりそうで、折り合いに不安のあるこの馬にとっては絶好の展開となりそう。中山芝1800m戦も、デイジー賞でウインマイティ(マーメイドS勝ち)の3着となるなど問題なく、ここは好勝負が期待できます。相手は、エピファニー、ゴーゴーユタカ、ミトロジー、バルドルブレイン、ヤマニンガラッシアの、3連複1頭軸ボックス。

　ところで、仕事中はビソビソに脳を働かせまくっている小塚アナ。その反動もあってか、休日になると、脳を休ませるためにだらっとしまくるそうな。ただ、休日でも自家発電の時間だけは、脳をフルパワーで花びら大回転状態。もちろん、股間もフルパワーなのですが、その再生能力はウーパールーパーもびっくりの速さなんだとか。日本の学会はこの精（生）体を研究すれば、人類の役に起つ...、わけがないですね。(ラジオNIKKEI藤巻)